現在テレビアニメ「けものフレンズ」のラッピングを施した、“痛飛行機”が実現に向けてクラウドファンディングを実施中です。これでもうかばんちゃんがカバに「空は飛べるんですの?」と聞かれても、胸を張って首を縦に振れそうです。人類の英知すっごーい!
以前通信制の航空学校イー・フライトアカデミーが「エロマンガ先生」の“痛飛行機”を制作しましたが(関連記事)、今回は同校の空飛ぶたぬきさん(@FlyTanuki)個人によるプロジェクト。企業広告ではなく、一般支援による無償での製作、飛行、展示を目指します。
このプロジェクトは、痛飛行機で日本各地の空港への飛行および一般公開や各種イベントを行い、空や飛行機を通じて、みんなが「楽しい」と感じられる時間と空間、記憶を作り出すことを目的としています。キャッチフレーズは、「We Love SKY !」&「日本の空をもっと楽しく」&「たーのしぃ♪」。
ラッピングデザインは「空飛ぶジャパリパーク」をコンセプトに、現在製作中。支援は300万円を目標にしており、現在約30%の91万円が集まっています。なお、ラッピング飛行機製作可能額である85万円を超えたため、製作自体は既に決定しています。
支援には返礼品として、個人向けには限定ステッカーやアクリルキーホルダー、Tシャツなどを用意。企業や団体向けの返礼には取材の優先権やラッピング飛行機への企業名掲載などを用意しています。
一般公開される場としては、11月5日の神戸空港空の日イベント、11月19日の岡南空港空の日イベント、12月1日〜3日のあいち航空ミュージアムオープニングイベントが確定。他にも公開可能な場所やイベントを募集中とのこと。
なお、たつき監督の降板を始めとした騒動からプロジェクトを心配する声などが寄せられたそうですが、プロジェクト公式サイトで以下のようにコメントしています。
アニメーション「けものフレンズ」については、製作会社および監督の降板等の情報が流れており、本プロジェクトについても、ご心配やご質問等を多数いただいております。
本プロジェクトの推進にあたり、事前に「けものフレンズプロジェクト」(製作会社等の集合部会)に対して、機体の製作等を含めたプロジェクト全体についての打診を行い、2017年6月29日に「けものフレンズプロジェクト」代表幹事様より、「営利目的でない、2次利用は公式で黙認という形で許可しておりますので、問題ありません。(原文まま)」との回答を得ております。
つきましては、本プロジェクトは「無償」で「二次創作」の範疇で進めております。
本サイト等において、「許可・許諾・黙認」等の複数の言葉が使われていることや公式イラストに近似しているページ等があり、皆様には誤解を与える事となりましたこと、またご心配をお掛けしたことを深くお詫びいたします。
引き続き、本プロジェクトについては、「空を楽しく」との理念のもと、進めて参ります。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
2017.09.28プロジェクト代表 船場 太(空飛ぶたぬき)
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