迷惑なアカウントを一括でブロック Twitterでの不適切画像リプライに対策するWebアプリ登場
リストに登録されたアカウントを自動でブロック。処理は定期的に行われるので、リストが更新されても自動で適用されます。
Twitterで近ごろ、ツイートにグロテスクな画像をリプライで送る迷惑行為が横行しています(関連記事)。こうした行為を行っているアカウントを一括でブロックしてくれる、対策用Webアプリが開発されました。
使い方はアプリのページへアクセスし、Twitterにログインしてアカウントと連携させるだけ。すると、有志が作成したリスト内にある、迷惑なアカウントが自動でブロックされます。アプリ連携を解除しない限り、ブロックは定期的に実施されるため、リストに更新があった場合も自動で適用されます。
ねとらぼ編集部が開発者の悶絶チュパカブラ(@Chupacabras_MON)さんに詳細を聞いたところ、「2017年6月に起きた、映画『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』にまつわる“ある事件”が開発の発端」と意外な回答。その当時、試写会で得た情報をもとに、ユーザー名やプロフィールなど全てをネタバレで構成したアカウントを作成し、わざわざネタバレを嫌うアカウントへ「いいね」を送り強制的にネタバレを見せつける人が現れたというのです。「迷惑」の化身かよ。
この対策として、当該アカウントの名前を見ずにブロックを行うWebアプリを開発。それを改造したのが、今回のアプリだそうです。こうした経緯もあって、なるべくブロック対象の詳細を見ないで済むよう設計されているので、安心して使えますね。なお、ほかにも同様の取り組みをしている人(@ffac2018)がいるので、あわせて検討してほしいとのことです。
(沓澤真二)
関連記事
Twitterで不適切画像をリプライする迷惑行為横行 Twitter「対策行う」とコメント
【訂正】一部の有志は「#このリプ欄にはグロ画像があります」で自衛活動。Twitter、ヘイト行為に関する新ルール施行 プロフィールでのヘイト表現も禁止に
「ユーザー名」「自己紹介」などのプロフィールページでのヘイト行為も禁止となります。Twitter、自殺について検索すると専門団体への案内を上位表示 日本とアメリカで先行導入
座間市の遺体遺棄事件を受けて検討していた施策の1つ。Twitter、嫌がらせ対策強化へ 凍結への異議申し立てにも変更
ルールを変更してセクハラや暴力への対策を強化。また凍結への異議申し立てには、何がルール違反なのかを詳しく説明するようになります。Twitter、新たな嫌がらせ対策を導入 ブロック・ミュート機能に関連して
ブロック・ミュートしたアカウントが開始した会話で、@ツイートの通知が来なくなります。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.