Twitterでハッシュタグ「グリーを許すな」が流行 「クラッシュ・オブ・クラン」への特許侵害申し立てでユーザーから不満
当該機能の削除が発表され、ユーザーからは「不便になる」と不満の声があがっています。
スマートフォン用ゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」運営(@ClashofClansJP)は1月23日、グリーと一部機能の特許権を巡り係争中であることを公表するとともに、当該機能をゲーム内から削除すると発表しました。この影響でTwitterでは、ハッシュタグ「#グリーを許すな」がトレンドに入るなど話題になっています。
今回削除されるのは、村のレイアウトを編集・保存しておくための「レイアウトエディタ」機能。グリー側からの発表はありませんが、恐らくこの部分が同社の特許に抵触していたものと思われます。レイアウトエディタは同ゲームの中でも重要な機能の1つで、これが削除されるとなると、ユーザーは大きな不便を強いられることになります。ハッシュタグ「#グリーを許すな」では、「グリーふざけんな」「まじでいい加減にしろよな…被害デカすぎやろ」など、機能削除のきっかけとなったグリーへの不満が次々と書き込まれました。
「クラッシュ・オブ・クラン」運営は、「特許権侵害の事実はないと確信しております」としつつも、「係争が終局的に解決するまでは特定の機能をアプリ内から削除致します」と説明。ユーザーに対し「ご不便、ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます」と理解を求めています。
実はグリーとスーパーセル(「クラッシュ・オブ・クラン」の運営会社)の係争が明るみに出るのは今回が初めてではなく、今月4日には同じくスーパーセルが運営する「クラッシュ・ロワイヤル」でも、グリーとの係争を理由に「宝箱を開ける際の残り時間表示演出」を削除しています。この時はあくまで演出面のみの変更だったため大きな騒動にはなりませんでしたが、今回の「レイアウトエディタ削除」はゲームプレイにも大きな影響を及ぼしかねないことから、ユーザーの不満が一気に爆発した形となったようです。
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