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SME、アナログレコードの自社生産を復活 第1弾は大滝詠一とビリー・ジョエル
2人は世界初の商業用CDを発売したアーティストでもあります。
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ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が、2017年6月に発表していたアナログレコードの制作・製造の復活について、本格的に開始することを発表しました(関連記事)。第1弾として、「EIICHI OHTAKI Song Book III 大瀧詠一作品集Vol.3『夢で逢えたら』」(2300円)と、ビリー・ジョエルの「ニューヨーク52番街」(3800円)を2018年3月21日に発売します(全て税別)。
「夢で逢えたら」のカバーを含む5バージョンを収録した大滝詠一作品集と、表題作ほか「オネスティ」や「マイ・ライフ」など全9曲を収録したビリー・ジョエルのアルバム。2人は1982年10月1日に世界初の商業用CDを発売したアーティストでもあります。
製造のために、同グループのディスク製造工場・ソニーDADCジャパンに設備を導入。これにより、カッティングマスター制作からプレスに至るアナログレコードの生産工程が、約29年ぶりにグループ内で一貫して行えるようになったとのことです。
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近年、米国をはじめにアナログレコードの人気が世界的に高まっており、日本での生産枚数も、史上最少だった2009年の10倍に伸びているとのこと。アーティスト側からもアナログレコードでのリリース需要が年々増えており、ソニーミュージックグループは自社での一貫生産を実現したことで、市場の拡大に貢献していくとしています。
(沓澤真二)
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