「はじめてのパソコン」を買った娘、さっそく「Windowsアップデート」の洗礼を受ける(2/3 ページ)
誰もが通る道。
Windowsの更新プログラムの存在を知る娘氏
娘 なんか、「更新プログラム」って画面になったんだけど、これは?
父 あぁ、初期設定時のアップデートが走っているんだね。
娘 更新って、なんのこと? なにを更新してるの?
父 わかりやすく説明すると、Windowsのマシンには WindowsのOS(10)が入っているのは教えたよね。
娘 うん、こないだ聞いたやつね。パソコンを動かすために絶対必要な、土台となるプログラムだっけ。
父 そう。そのOSって、ときどきマイクロソフト社が新しくしているんだよ。
娘 なんでよ。
父 セキュリティの穴をふさいだり、誤作動をしなくするようにしたり……常にOSは進化しているんだよ。で、その通知をマイクロソフト社がしてくれたら、ユーザーは都度更新用のプログラムを受けとって、自分のパソコンのOSを更新しなくちゃいけない、それがWindowsアップデート。
娘 へー、それをすることで安心して使えるってことね。
父 で、初めて使うパソコンだから更新プログラムが走りきるのにちょいとばかり時間が長めにかかる。
娘 まだ8%しか完了してないんですけど……。
父 あせるな、その時間を利用して取扱説明書を読んで、パソコン用語を覚えておきなさい。
なぜかUSBでテンションがMAXになる娘氏
娘 うーん、わかる単語がほとんどないよ。
父 イッキに全部覚えなくても大丈夫。まずは流し読みしてみ。
娘 電源ボタン、キーボード、スピーカー、タッチパッドはわかるとして……。
父 ところで、キーボードは打てるの?
娘 打てるよ! 小学校と中学校でパソコン授業があって、どこにどのキーがあるかくらいは知ってる。
父 それは良かった。
娘 ねえ、パソコン本体の横にいろんな形の穴が空いてるじゃない? USBってなに?
父 マウスを刺したり、iPhoneの電源ケーブルを差して使うとこ。
娘 あ! あの差し口ね、あとさ、メモリスティックを突っ込んでデータを移動させるのにも使わない?
父 お、よく知ってるね、そうそう。
娘 スパイ映画で主人公が敵のアジトに潜入して、パソコンにメモリスティックを刺して重要なデータを盗むシーンあるじゃない!? 仲間が「おい、奴が部屋に向かってくるぞ!」「わかってる!」「早くしろ!」「もうちょっとだ!!」「間に合わない! ガッデム!」(部屋のドアが開く)シュウィーンッ! って天井に逃げ込んで、「やれやれ、間一髪のところだったぜ……」ってなるあの穴だよね。
父 そ、そうね……だいたいあってる。
娘 USB、萌えるな~。
とりあえずUSBでテンションが上がってくれてよかった(?)。
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