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「その力はもう封印しておいてね」 生意気な生徒も言うことを聞きたくなる先生の神対応が見事

先生のさじ加減がいい塩梅。

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 生意気な生徒でもつい言うことを聞いてしまう――Twitterで漫画を公開している中原るん(@nkhrrun)さんの描いた高校の先生の神対応漫画が話題になっています。

 自身を「なかなか生意気な生徒だった」という中原さんの高校時代の清水先生とのエピソードを描いた漫画です。ある日、鞄にキーホルダーなどカエルグッズをたんまりとつけて登校した中原さん。清水先生に「鞄につけていいキーホルダーは一つまでよ」ととがめられますが、「それ校則に書いてないもん」「書いてなくてもそんな鞄はだめです!」と先生と応酬を繰り広げます。キーホルダーを「みんな友達だよ~」と言い張る中原さんに、清水先生は「親友を選びなさい」と一言。この絶妙な怒り方に、中原さんはたくさんつけていたカエルの中から親友を選んだのだそう。

「1つにしなさい」ゴリ押しでなく「親友を選びなさい」の言葉がいい

 また学年遠足でのエピソードでは、現地集合で集まった班から出発していくはずだったのに、いつまで経っても同じ班の友人が来ないという事態に。別の友人に頼まれてこっそり携帯電話をチェックすると、友人から「遅れる」というメールが届いていました。当時は携帯電話の持ち込みが禁止されていたため、先生に囲まれた状態で電話をチェックするのは決死の覚悟だったそうです。

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当時禁止されていた携帯電話で友人からの連絡を決死のチェック

 友達に「学校へ連絡しろ」と返信した中原さん、清水先生が友人を心配してそわそわしているので、「実は黙っていたけど、私テレパシーが使えるんです。なのでさっき少し使ってみたんですけど……」と友人が遅れることを伝えます。それを聞いた清水先生は「そう、ありがとう。けど……その力はもう封印しておいてね」と答え、その後“テレパシー”についてとがめられることはなかったといいます。携帯電話について直接怒ったり没収したりせず、やんわりと、しかし、しっかり釘をさす先生の技がすごい。

直接怒らず、否定せず、釘をさす神対応

 大人寄りの子ども、もうすぐ大人、子どもと大人の間。そんな高校生の時期にはある部分自由でありながら、校則などでまだまだ規制されていることも多いものです。そして、もし、その規制を守れなかったとしても、頭ごなしに怒られたりすれば、反抗心がむくむくと沸いてしまうものかもしれません。でも、清水先生のように否定も怒りもしないけれど、すっと釘をさしてくれる神対応をされてしまうと、つい言うことを聞いてしまうのも分かります。

 大人になっても、清水先生みたいな人が近くにいたらいいのにな。そして、自分にも清水先生のようなコミュニケーションスキルが備わっていたらいいのにな。そんな風に思わせてくれる漫画です。

画像提供:中原るん(@nkhrrun)さん



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