ニュース
DMMとUPQに消費者庁が措置命令 ディスプレイの仕様表記で景表法違反
「120Hz駆動」とうたっていましたが、実際は60Hzでした。
advertisement
消費者庁は3月29日、ECサイトのDMM.comと家電メーカーUPQが販売した液晶ディスプレイについて、景品表示法違反があったとして措置命令を行いました。
対象となっているのは、DMMが2016年11月に発売した「DMM.make 50インチ 4Kディスプレイ」「DMM.make 65インチ 4Kディスプレイ」(UPQのODM製品)と、UPQが2015年8月~2016年11月に発売した「Q-display 4K50」など3製品。両社はこれらについて「120Hz駆動」とうたっていましたが、実際は60Hzでした。両社は2017年4月に、仕様の表記が誤っていたとして、返金やキャッシュバックなどの対応を発表しています。
消費者庁はこれら製品の仕様表記が「一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反する」とし、再発防止のための措置を講じることなどを命じています。
advertisement
関連記事
消費者庁、「パズドラ」景表法違反でガンホーに課徴金5000万円
「究極進化」すると告知していたキャラクターが通常の「進化」だったことが問題に。スマホ版「KOF」に消費者庁が措置命令 ガチャの確率表示に有利誤認
出現確率3%と表示されていたキャラの実際の出現率は0.333%でした。DMMが格安の大型4Kディスプレイ販売へ 50インチが約6万円、65インチでも約16万円だと!?
チューナーレスなので、現行チューナーへの出費を抑えつつ今後の4K放送に対応できる。アマゾンジャパン、誤った「参考価格」で景品表示法違反 甘酒1本→6本分の希望小売価格になるミスなど
不当に安く見えてしまうため、消費者庁は措置命令。消費者庁、在宅ワーク事業者2社に注意喚起を発表 HP作成料等の名目で多額の金銭を支払わせる
取引に関して不審な点があった場合は、お金を支払う前に各地の消費生活センター等や警察に相談しましょう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.