advertisement
消費者庁は3月28日、ガンホー・オンライン・エンターテイメントに対して5020万円の課徴金支払いを命じたと発表しました。スマホゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)で景品表示法違反があったとしています。
問題となったのは、「フェス限ヒロインガチャ」で排出されるキャラクターが「究極進化」(レベルはそのままで性能だけパワーアップする進化)の対象になると告知していたものの、実際にはほとんどのキャラクターが通常の「進化」(レベル1に戻る)の対象だったこと。
同庁は、ガンホーが「一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示すことにより、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示をしていた」とし、景品表示法違反であるとしています。課徴金は本来およそ1億円となるところ、ガンホーが自主報告したため半額に減額されています。
2017年7月にもこの問題で、ガンホーに対して再発防止や従業員への周知徹底などを命じる措置命令を行っていました(関連記事:消費者庁、景品表示法違反でガンホーとグリーに措置命令)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ■■消費者庁、景品表示法違反でガンホーとグリーに措置命令 「パズドラ」などで不当表示
- スマホ版「KOF」に消費者庁が措置命令 ガチャの確率表示に有利誤認
出現確率3%と表示されていたキャラの実際の出現率は0.333%でした。 - 「レインボーシックス シージ」公式世界大会で日本人だけ賞金を受け取れない「おま賞金」発生 その理由とは
おま国、おま値、おま言語、そしておま賞金。 - なぜ「ときど優勝」で格ゲーマーは泣いたのか 東大卒プロゲーマーの情熱と“友情、努力、勝利”
劇的なときどの優勝で幕を下ろしたEVO2017、その背景を振り返る。 - スマホ版「KOF」景表法違反の疑いで訴訟問題に発展か さらに特商法違反も発覚
まさかKOFでこんなことが起きるなんて……。