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消費者庁、「パズドラ」景表法違反でガンホーに課徴金5000万円

「究極進化」すると告知していたキャラクターが通常の「進化」だったことが問題に。

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 消費者庁は3月28日、ガンホー・オンライン・エンターテイメントに対して5020万円の課徴金支払いを命じたと発表しました。スマホゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)で景品表示法違反があったとしています。

パズドラ 課徴金
問題となった表示

 問題となったのは、「フェス限ヒロインガチャ」で排出されるキャラクターが「究極進化」(レベルはそのままで性能だけパワーアップする進化)の対象になると告知していたものの、実際にはほとんどのキャラクターが通常の「進化」(レベル1に戻る)の対象だったこと。

パズドラ 課徴金
問題とされた生放送の告知

 同庁は、ガンホーが「一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示すことにより、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示をしていた」とし、景品表示法違反であるとしています。課徴金は本来およそ1億円となるところ、ガンホーが自主報告したため半額に減額されています。

 2017年7月にもこの問題で、ガンホーに対して再発防止や従業員への周知徹底などを命じる措置命令を行っていました(関連記事:消費者庁、景品表示法違反でガンホーとグリーに措置命令)。

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