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Steam版「クロノ・トリガー」 原作版のドット表現を再現した「オリジナルグラフィック」の実装を予告

UIを優先してほしいという意見も寄せられています。

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 スクウェア・エニックスが、2月28日に販売を開始したSteam版「クロノ・トリガー」のアップデート実施を告知しました。今後数カ月に渡り複数回のアップデートを行う予定で、最初のアップデートは4月前半に配信予定。そのなかで、原作版のドット表現を再現した「オリジナルグラフィック」を選択できる機能を追加するとしています。

4月3日に公開された告知

 「クロノ・トリガー」は、1995年にスクウェア(当時)がスーパーファミコン用に発売したRPG。美麗なグラフィックや音楽、練り込まれたストーリーなどにより非常に高い評価を得た、いまだに根強いファンを多数持つ名作です。

 しかし、PC向けに発売されたSteam版はスマートフォン版を元に作られていたため、UIがスーパーファミコン用と大きく異なっていました。また、グラフィックに対して滑らか過ぎるフォントやグラフィックに掛かったフィルターの違和感も不評を買い、Steam内のレビューでは一時「ほぼ不評」だったほど(現在は「賛否両論」)。

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SFC版にはなかった右上の「MENU」表示(以下Steamから)
UIも大きく異なる
レビューは「賛否両論」

 これらの声は開発チームにも届いたようで、3月2日には「頂いた問題点についても把握しており、対応を検討している」というコメントがSteamのニュースページに掲載。そして今回の発表となりました。

 アップデート発表に対するコメント欄では、歓迎する声が多数ある一方、「UIの方が優先度が高い」とする声も見受けられました。

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