ニュース
ガラケー時代からモバイルコンテンツの健全性を審査してきたEMAが事業終了へ
スマホ時代に対応する体制の整備についてキャリア側と協議していましたが、見通しが立たず事業の継続が困難になったとのことです。
advertisement
一般社団法人のモバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)が、事業の終了を決定しました。
2008年に設立されたEMAは、青少年の保護と健全な育成を目的に、モバイルコンテンツの審査や認定を行う第三者機関。当時からフィーチャーフォン向けコミュニティサイトなどを審査して監視を行い、キャリアのフィルタリングサービスに情報を提供してきました。
近年はスマートフォンの普及に伴い、時代に適した体制を整備するべく、キャリア等と数年に渡り協議を進めていました。その結果整備の見通しが立たず、安定的な事業の継続が困難となったことを終了の理由としています。コンテンツの審査は4月13日で受付を終了。運用監視については2019年4月末まで実施するとのことです。
advertisement
(沓澤真二)
関連記事
エッセイ投稿サイト「ShortNote」サービス終了へ 不採算のため事業の継続が困難に
4月24日15時でサービス終了。発表にあわせて、これまでの投稿をローカルに保存できる「書き出し機能」を提供。YOZANが破産 PHS事業「アステル東京」など手掛ける
PHSの他、IP電話やWiMAXなども手掛けていました。携帯電話版LINEがサービス終了 2018年3月をめど
5年間で利用者が94.5%減少していました。懐かしの画像、メールが見られるかも! KDDI、昔の携帯電話を再起動してくれるイベント開催 au以外の端末もOK
充電できなくなった携帯電話を、専用機器で復活。ハッシュタグ「今の人にはわからない昔の携帯」がガラケー時代のユニーク端末博覧会と化す
日本の携帯電話がガラパゴスと呼ばれた理由を再確認。学術情報検索サービス「CiNii」で電子化論文公開終了……頼りにしていた学生困惑
J-STAGEへの移行途中で論文の提供が終了したため、混乱を招いているもよう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.