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押切蓮介先生が“ドグサレ海賊版サイト”の運営集団を描いた衝撃漫画、コミックDAYSで緊急公開
ドグサレ海賊版サイト「漫画沼」に鉄槌を……!
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押切蓮介先生が『月刊モーニング・ツー』で連載中の漫画『狭い世界のアイデンティティー』第18話にて、漫画の海賊版サイトを扱った内容が描かれ、緊急企画として「コミックDAYS」で無料公開されています。
同作は、殺された兄のカタキを討つため漫画出版業界最大手・件社(くだんしゃ)に新人漫画家として潜り込んだ主人公・マホを中心に、漫画業界の裏を強烈に描くアクション漫画。しかし、最新第18話では「ドグサレ海賊版サイト『漫画沼』」に鉄槌を下すという、現実で大きな問題として注目を集める漫画海賊版サイトやその裏にいるであろう“儲けている集団”を大胆に描いた内容になっています。
その中ではギャグを超えたブラックな彼らのセリフが盛りだくさん。漫画家に向けて「つまらねー漫画を描いたら承知しねェぞ」と、面白くない漫画を出せばサイトのユーザーも離れて俺達が困ると主張したり、「人の漫画でガッポリガッポリ」「タダ漫見せてガッポリガッポリ」と歌う“ガッポリ音頭”が披露されたりと、衝撃的なシーンばかり。
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さらにそんな彼らに下される鉄槌も想像を超えたもので、また最後には海賊版サイトと漫画業界だけでなく、違う角度からみた“別の敵”にも触れられています。
なお、第18話と同時に第1話~第5話も「コミックDAYS」にて無料公開。いずれも公開期間は4月26日までです。
画像提供:コミックDAYS
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