「ちゃんと私たちの夏を終えたい」 真野恵里菜、事件で撮り直しの主演映画公開に思い明かす
「誰かに怒りを感じたりする気持ちもなく」
女優の真野恵里菜さんが5月15日、撮影中止をへて今冬公開が決定した自身の主演映画「青の帰り道」について、「誰かに怒りを感じたりする気持ちもなく」とSNSで思いをつづりました。
同作は、群馬県前橋市を主な舞台に、学生時代をともに過ごした7人の若者がそれぞれの困難に直面しながら自らの人生を歩み出していく姿を描いた青春群像劇。2016年に同作出演のため前橋市を訪れていた俳優の高畑裕太さんがホテルの女性従業員に性的暴行を加えたとして強姦致傷容疑で逮捕(後に不起訴処分)されると、すぐに撮影中止が発表された作品です。
同作で主人公のカナを演じる真野さんは7人が楽しげに自転車で疾走する作中のワンシーンとみられる画像を投稿し、「7人が大人になっていく夏を描いた作品で夏でなければ撮れない作品」だと作品を紹介。ふいに撮影中断となった2016年当時を「ただただ呆然」「秋になっても夏が終わった感覚がせず」などと回顧しながらも、誰かに怒りを感じたりする気持ちもなく、「ちゃんと私たちの夏を終えたい」と作品の完成を願っていたことを明かしました。
作品はその後、俳優の戸塚純貴さんを代役として起用し完成。真野さんは「この作品創りを再スタートさせられたこと無事に撮り終えたことに何よりも喜びを感じました」と完成までの長い道のりを振り返りながら、「#あの夏の仲間」というハッシュタグを添えて作品に携わった人々への感謝をつづりました。
2018年冬に公開を控える同作に対し「この作品が1人でも多くの方の目に触れますように」と願う真野さん。若者役で共演する清水くるみさんもInstagramで「2016年の夏も2017年の夏も私にとっては大事な夏でした。この2年の夏、私は一生忘れないです」と思いをつづっており、ファンからは「中断を乗り越え2年の歳月をかけ完成おめでとう」「月日は経ったけど真野ちゃんの主演作見れるの楽しみ」「真野恵里菜の代表作の一つになりますように」など祝福の言葉が多数寄せられています。
関連記事
おじさんキラー! 真野恵里菜の“ミニスカオットセイ”姿が人間のオスを大量に呼び寄せそう
アウッアウッアウ!(歓喜の鳴き声)。「孤独のグルメ」原作者の久住昌之、ドラマの出演コーナー降板を示唆 存続願う声に「よく考えてみます」
どうか続けてください……。真野恵里菜、“初めての”ウエディングドレス姿が清らかすぎて直視できない
「#いつか王子様が」のハッシュタグに「俺が王子だ」の声多数。俳優・高畑裕太、女性に性的暴行の疑いで逮捕の報道に波紋広がる
母親の高畑敦子さんを心配する声も。出演者が性行為の強要を訴えたのが原因か? 松江哲明監督「童貞。をプロデュース」10周年記念上映が中止
初日舞台あいさつで騒動。鈴木砂羽の初演出舞台、直前でキャスト2人が降板決意 「人道にもとる数々の行為」と非難
「演出家と演出助手が揃ってふんぞり返り……」と内実を明かしています。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.