テレビドラマ「孤独のグルメ」の原作者である久住昌之さんが4月17日、ドラマ内で自身が登場するコーナーに関する否定的とも取れる意見について「居心地が悪かった」と降板を示唆。ネット上では「あのコーナーは絶対必要です」「やめないでほしい…」など存続を望む声が多く上がっています。
同ドラマは、久住さん原作、谷口ジローさん作画の同名漫画が原作で、主人公の“ゴローちゃん”こと井之頭五郎(松重豊さん)が仕事の合間にさまざまな店を食べ歩く姿が描かれ、放送時間帯とゴローちゃんの食べっぷりも相まって、“夜食テロ”ドラマとして人気に。2012年に初ドラマ化されてから順調にシリーズは続いており、4月からはSeason7が放送中です。
久住さんは、ドラマ本編終了後のコーナー「ふらっとQUSUMI」に登場。ゴローちゃんが立ち寄った店を実際に訪問して料理を堪能しますが、Twitter上で同コーナーに「イラつく」と否定的とも取れる見解を述べたユーザーのコメント(現在は削除済み)を取り上げ、「そうですよね。やめようかな」と思いをくみ取る考えを示しました。
久住さんは続けて、「『孤独のグルメ』の最後のコーナー、いらないような気がずっとしてる」とつづり、「ボクでない誰か若い人、できたら地味だけどセンスのいい若い女の人とかがやった方がいい」と続ける場合の代替案も提示。「ボクの仕事は原作と音楽と五郎台詞直しだけで充分だ。いい歳して出たがりみたいで、いつも居心地が悪かったんだ」とジレンマがあることも明かしています。
このコメントには、「『原作者が』『実際のお店の様子を』見せるのが重要」「最後に久住さんがお酒を飲んで孤独のグルメはようやく終わるの」「アレこそ原作とドラマ版を繋ぐ物」「あのコーナーもあって孤独のグルメ」「麦ソーダ飲みながら頑張って」など作品に必須のコーナーであるとする声が1200件以上寄せられ、これには久住さんも「反響の大きさに戸惑っています。よく考えてみます」とコーナー存続の可能性も感じさせる言葉を残していました。
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