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祝「東京外環千葉区間」開通、フツーじゃ見られない高速道路の裏側公開 「これがあの“緊急避難路”かっ!」(3/3 ページ)

2018年6月2日開通。苦節50年、開通直前の外環へ「歩いて」潜入!(写真100枚)

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「非常電話」と「非常口」も体験


あ! 非常電話設備が。ビニールが掛かった新品状態

非常電話はトンネル内で発生した非常事態に使う連絡手段

中はこうなっていたのか!

非常電話機は、故障、事故、救急、火災のいずれかのボタンを押して使う

電話機の下には火災報知器も装備

そしてあの「非常口」も!

非常口は、非常時に外へ出られる避難路につながっている

中はこんな広さ

中から道路を見る

非常電話機はここにもある。「外環外回り38.59キロポスト」と位置が示してある

これが外へ通じる階段

なんというかっこいい空間なんだぁぁぁ

こうして外へ出られる。地上からは入れない

もうRPGの世界のようだ

避難出口を外から見る。事故や火災、一般利用者がこれを使うほどの非常事態にならないことを強く願います

外環千葉区間は2018年6月2日に開通

述べ300万人以上の建設事業者に敬意を表す

「大人の社会科見学」で知られる小島健一氏、公共事業土木の技術に詳しいツタワルドボク代表の片山英資氏、「俺の外環」イラストを描いた開田裕治氏らが、外環と土木の魅力を伝えるトークイベントも実施

開田裕治氏による「俺の外環」キャンペーンメインイラスト。かっこいい

赤く照らされたトンネル入口でうっとり見入る参加者の皆さん

移動体通信設備アンテナと監視カメラ

ボルトには緩みチェックのためのマーカーが

松戸IC出口に並べられた外環建設事業者の皆さんのパネル

NEXCO東日本仕様のエクストレイル

開通したら、もうこんなにのんびりとここを歩ける機会はないでしょう……

トイレカー5号車も出動

緊急時の注意を促す警告灯を点灯

警告灯に1つ1つユニークな番号を振って管理している

中央分離帯からトンネル入口を臨む

外環外回りは、ここから終点までずっと地下を走る

 

側面の円弧した防音壁も美しい

 

「松-28」付近にある非常口。ここはトンネル内ではないので、ドアを開けてはしごで降りる流れ

天井を反射する赤い光も幻想的

松戸入路

高谷JCTの上空写真

記念撮影用パネルもしっかり用意してくれていた

それにしても広大で圧倒される

「土木愛」を語ったトークイベントの様子

こういうマジな土木用語が書かれた養生テープもあちこちに

6月2日にはこの道路情報板に高速道路の各種情報が表示されるようになるでしょう

 約50年もの長きに渡る難工事をやり遂げ、完成させた累計約300万人の外環事業関係者の皆さん、本当にご苦労さまでした。ありがとうございます。

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