007のように「スマホで遠隔操作」が可能!? 流麗デザインの新顔SUV「アウディ・Q8」がハイテクすぎる(1/2 ページ)
マイルドハイブリッド仕様、ハイテク先進機能もたくさん。
アウディは6月5日、新型SUV(スポーツタイプ多目的車)「Q8」を発表しました。2018年第3四半期にヨーロッパ圏から販売を開始する予定です。
Q8は、アウディのSUVラインアップ「Qファミリー」の最上級に位置付ける車種。全モデルでパワートレインをマイルドハイブリッド仕様(48ボルト)とし、SUVながらも4ドアクーペのように低く構えた流麗なデザインのボディーに搭載します。フロントグリルには新世代Qファミリーの顔となる「八角形のシングルフレームグリル」を採用。左右に伸びるフロントスポイラーや立体的な形状のエアインテークによって、SUVらしい存在感や力強さも演出しています。
車体サイズは4990(全長)×2000(全幅)×1710(全高)ミリで、ホイールベースは3000ミリ。既存車種のQ7と比べて幅広くグッと低く構えつつも、室内長、ヘッドクリアランスなどで同等車格のライバルを凌ぐ広い車内空間を実現するとしています。また、アウディ独自の四輪駆動システム「quattro(クワトロ)」とともに254ミリの最低地上高を確保し、オーバーハングの短い設計として走破性を高めました。オプションとして四輪操舵システム(4WS)も用意します。
充実した先進機能も特長です。ナビゲーションや音楽再生、空調操作などのさまざまな機能を統合したインフォテインメントシステムは、10.1インチ+8.6インチの2画面仕様。タッチ操作に加えて、自然言語処理技術を用いた音声操作にも対応します。上位版のインフォテインメントシステム「MMIナビゲーションプラス」には、内蔵LTE通信機能による高音質な音声通話機能や車内Wi-Fiホットスポット機能を搭載。オプションの「Audi connect key」を追加すると、Androidスマートフォンでドアの施錠や開錠、エンジン始動などの遠隔操作も可能になります。
安全走行支援装備には、最大5つのレーダーセンサー、6台のカメラ、12個の超音波センサー、レーザースキャナーを装備し「アダプティブクルーズコントロール」「予測効率アシスト」「交差点アシスト」「レーンチェンジ警告」「縁石警告」「360度カメラ」といった安全運転支援機能を備えます。
さらに、2019年の初頭をめどに「リモートガレージパイロット」と呼ばれるハイテク自動車庫入れ機能も導入予定としています。リモートガレージパイロットは、スマホアプリの操作で自宅での車庫入れと車庫出しを自動化できる機能。広い施設や縦列で自動駐車を行う既存の機能「パーキングパイロット」の進化版として、比較的狭い自宅のガレージにおいても対応するものです。ドライバーは、事前にクルマから降り、見守りながらスマホアプリで指示を出すだけ。各種センサーを駆使してクルマが自動的に移動するそうです。
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