ニュース

マッチ売りの少女と怖いお兄さんの漫画 お兄さんの不器用な優しさに萌えるしかない

不器用な優しさ。たまらん。少女、これは強い!

advertisement

 Twitterに投稿された漫画「マッチを売っている子と怖いお兄さんの話」が、約7万に迫る「いいね」を集めるなど、大反響となっています。

 漫画の作者はじゅぴぽに(@jyupiponi)さん。Twitterや自身のサイトなどでイラストや漫画を公開しています。

 漫画は冬の寒空にマッチを売る少女が「今日もマッチは売れないな…。お腹空いたな…寒いなぁ…。もういっそマッチで暖まろうかなぁ…」というシーンから始まります。なんだか眠くなってきた…そんな時に「おい、お嬢ちゃん」という声が聞こえます。見ればタバコをくわえた怖い顔のお兄さんが「マッチくれや」と目の前に立っています。

advertisement
童話と同じように、やはりマッチが売れないマッチ売りの少女

 少女はその怖さにガクガクと震えながらも「なん箱でしょうかぁ…」と答えます。するとお兄さんは「とりあえず1つくれ。ライターなくした」と言い、釣りは要らん、とお札を数枚差し出します。少女が「良い人なのか悪い人なのかわからないけれど、とりあえず今日を生き延びた…」と思っていると、ボキッボキッと何かを折る音がします。それは「おい、なんじゃこのマッチは全然つかんやんけ~」と、お兄さんがマッチを折っている音でした。そして、「仕方ないから、もうちょいくれ。釣りはめんどいからいらん」とまたお札の束を少女に差し出します。少女は「でも、これじゃもらいすぎです」と言うも、お兄さんは「いいからはよくれ」とマッチを渡すように言います。

マッチに火が全然つかない。少女、絶体絶命か。

 それから怖いお兄さんは、マッチを1箱買っては折り、買っては折り、を繰り返し「もぉ~このマッチ不良品やな。折れまくるやんけ」とイライラ。この状況をどうすることもできない少女は、祈るような気持ちでその場に立っています。そして、最後の1本。シュボッと音を立て、なんとマッチに火が。「やった」と喜ぶ少女と「やっとついた」とたばこをくゆらすお兄さん。

最後の1本でやっと火が付いた

 するとお兄さんは「ありがとな、お嬢ちゃん。これでしばらく食っていけるだろ。また来るからな。頑張れよ」と満面の笑みを浮かべて去っていきました。たくさんお金を稼ぐことができた少女は「今日はケーキにしよ」とほくほく。そして、今度は倍の量のマッチを仕入れようと思ったのでした。

全て怖い(怖そうな)お兄さんの優しさだった

 お兄さんの不器用すぎる優しさと少女の意外なたくましさに「新手のツンデレ使いか!?(尊い)」「この子強く生きていきそう」とリプが集まりました。お兄さんはもっと他の助け方があったと思いますが、「ぜんぶ買ってやんよ」と言えない、この不器用さがたまらないですね。

 続編希望とのリプに、作者のじゅぴぽにさんは「みなさんの反応が良ければ…と思っていましたので、先になりますがまた描くかもです」とお返事していましたので、続編を読める日も来るかもしれませんね!

advertisement

画像提供:じゅぴぽに(@jyupiponi)さん



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  4. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  5. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  7. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  8. 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  9. 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
  10. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に