うぉぉ、マツダの「もみじ饅頭」販売中! これはうまそう、箱に胸熱な名車絵ずらり(1/2 ページ)
クルマ好きへの広島みやげはもうこれ。
マツダの国内生産台数5000万台突破を記念し、マツダと広島の「にしき堂」がコラボしたお菓子「もみじ饅頭詰め合わせ」が販売されているのをご存じでしょうか。
価格は1000円(税込)。化粧箱にマツダの歴史を彩る5台の名車が描かれた特別版です。さらに名車5台+シークレット1台、いずれかのデザイン画が描かれたメッセージカードが同封されています。描かれているのは、やっぱりあのクルマかな?
中身は銘菓「もみじ饅頭」と「生もみじ」
広島といえばマツダ、広島といえばもみじ饅頭。長年地元に根ざしてきた2つの名物がコラボしました。にしき堂の「もみじ饅頭」(4個)と「生もみじ」(4個)の豪華詰め合わせです。
もみじ饅頭は言わずと知れた広島の銘菓。こしあん、粒あん、お餅、お芋の4種類が入っています。
一方の生もみじは、2009年に登場した米粉と餅粉を使ったもっちもちの食感のお菓子。にしき堂さんによると、その売り上げはもみじ饅頭を上回る人気だそうです。こしあん2個、粒あん、抹茶あんが入っています。
化粧箱に描かれた5台の名車
化粧箱には5台のクルマのサイドビューが描かれます。なるほど「マツダならでは」の車種が選ばれていました。
R360クーペ(1960年発売)
R360クーペは1960年に発売されたマツダ初の乗用車です。当時の人にとって自家用車の所有は夢。とても高価なものでした。そこにMT車で30万円、AT車で32万円と画期的な価格で販売し、ヒットしました。マツダによると、発売日の8日前までに4500台の大量受注を記録したほどの人気があったそうです。
2+2キャビンを包んだ機能的な造形、そして何よりかわいいクーペフォルム。当時の日本のカーデザインの最先端を行くものでした。
ルーチェロータリークーペ(1969年発売)
1969年10月、ハードトップクーペボディーに655cc×2の新開発ロータリーエンジンを搭載した「ルーチェロータリークーペ」が登場しました。大卒初任給が約3万円だった時代に145万~175万円という高価な車種。でも、ロータリーエンジンは当時多くの人が憧れた「夢のエンジン」。その美しいデザインとともに「ハイウェイの貴公子」とも呼ばれました。
美しいデザインと優れた走行性能、そしてハイウェイの貴公子の名にふさわしく、その人気はディーラー店舗だけでなく、大手百貨店でも車両が展示されるほどだったそうです。その優雅な姿が多くの人を魅了したクルマでした。
サバンナRX-7(SA型/1978年発売)
サバンナRX-7は、1978年にサバンナGTの後継車として誕生しました。「運転する楽しみを追求」をテーマに開発されたSA型の初代RX-7は、低くて端正なフロントマスク、空気力学を重視した低く大胆なウェッジシェイプ型ボディー、リトラクタブルヘッドライト、グラスハッチバック、そしてロータリーエンジンを採用したスポーツカーでした。
「スタイルは見るだけでワクワクする。洗練されている。操縦性も“素晴らしい”の一語に尽きる」と当時の世界ジャーナリスト連盟会長をうならせた車だそうで、米国のモータースポーツでも活躍しました。日本でも今なお「SA22型の初代セブン」として旧車ファンを中心に根強い人気があります。
RX-7(FD型/1991年発売)
前述したSA型の初代RX-7、かつての90年代走り屋さん御用達であったFC型RX-7の後継として、日本のバブル期に輝いた名車が3代目RX-7(FD型)です。3代目からサバンナの名称がはずれますが、当時のマツダ販売チャネル名だった「アンフィニRX-7」などとも呼ばれていました。
FD型RX-7は一目で運動性能の進化が伝わり、ワクワクする速そうなデザインです。繊細な曲面で構成するボディーは今なお魅惑的な美しさで魅了される人が多いです。
RX-7は2002年8月に惜しまれながら生産が終了しました。しかし2018年現在、ファンの間ではあのどこまでも回るかのような官能的なフィールを持つロータリーエンジン搭載車の復活が強く望まれています。
ND型ロードスターRF(2016年発売)
ロードスターは生産累計世界一の2人乗り小型オープンスポーツカーとしてギネスワールドレコーズに登録されているほど、世界中で愛されている車種です。登場は1989年(NA型)。4代目となるこの現行ロードスター(ND型)は2015年に登場しました。2018年6月7日には「ロードスター」「ロードスターRF」の改良版と特別仕様車も登場し、年々進化しています(関連記事)。
このうち、ロードスターRFは電動ハードトップ仕様のモデル。2018年6月の改良では、搭載する2リッターエンジン「SKYACTIV-G2.0」が大きく刷新され、より高回転で回るようにチューニングされました。
お菓子には、上記の5車種か、それとは別の「シークレットカー」のいずれか1台のデザイン画が描かれたカードが同封されています。「シークレットって何?」とマツダ広報部にヒントをくれと頼みましたが「ぜひお買い求めいただき、ご自身の目で確かめてください」とのことでした。うーん、気になるぞ!
マツダ国内生産累計5000万台記念パッケージ もみじ詰合せは、にしき堂 光町本店、直営店、にしき堂オンラインショップなどで購入できます。2019年3月31日までの限定販売(予定)です。
(高橋ホイコ)
関連記事
「出回っている台数は限りなく少ない」 1965年発売の名車「マツダ ライトバス」が230万円で売りに
まだこんなにきれいな車体が残っていたなんて……!もみじ饅頭味の「カープチロル」が新登場 パッケージはもちろん真っ赤
観戦しながら食べたい。マツダ「ロードスター」を刷新 「より楽しい・心地よい」エンジン特性に大幅改良、特別仕様車も
特に「RF」が大幅刷新、歴代初の「テレスコピック機能」も新設。「おいw、ロードスターが焼き芋売ってたぞ」 夜の横浜であったかブーム、オープンカー焼き芋屋さんが出没中
うわーーー超カッコいい。しかもおいしそう。うほほー、やっぱりすごいデザイン! 光岡自動車から新型オープンカー「ヒミコ」登場、461万円から
日本車離れしてます。【写真42枚】
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.