ニュース

悪そうな奴隷商が手に入れた女性オーガに命じた仕事とは……? 導入の不穏な漫画がまさかの展開でみんな笑顔に

いい笑顔だ……。

advertisement

 オーガの女性が奴隷商にとらわれ、“ある仕事”に就かされる漫画「オーガと奴隷商」がTwitterで好評です。導入こそ不穏ですが、読み進めればきっとハッピーな気分に。

ヨーロッパの伝承で「人食いの怪物」と恐れられるオーガが、あえなく人間の手に。その派遣先とは?

 珍しいオーガの女性リリィを手に入れ、白目をむきながら下品に笑う、2人組の奴隷商。「お前たちに屈しなイ!! どんな苦痛だろうと耐えきって見せル……!!」と息巻く彼女に、「果たして君はこれからすることになる“仕事”に耐えきれるかな……?」と、含みのある物言いで派遣先をほのめかします。いったいどこへやる気だ。

 そして場面が派遣先へ移ると、そこには満面の笑みを見せるリリィの姿が。彼女は奴隷商の親分の家で、意外にも真っ当にメイドとして雇われたのでした。勤めてからかなりの日が経ったのか、すっかり家になじみ、主人の坊ちゃんを溺愛している様子。「新しい家族のもとで幸せそうに暮らすのを見るのがこの仕事のやりがい」と、奴隷商たちも大喜びです。笑い方が悪そうなだけで、いい人だったんですねこの人たち。

advertisement
オーガだけにボディガードとしても有能。ひとにらみで獣を追い払う

 有能な働きぶりを見せるリリィでしたが、母性が強くて過保護なのが玉にきず。坊ちゃんをかわいがるあまり、「自分のことくらいできる」と、部屋に逃げられてしまいます。拒否されたことに大きなショックを受けた彼女は、「死んだほうがマシなくらいツライ……」と倒れ込むことに。もしや、奴隷商が示唆していた苦痛とは、一度得た幸せを失うことだった?

 その翌日、ずっと倒れていたリリィのもとに、坊ちゃんが訪れました。彼は反抗して部屋にこもったのではなく、彼女のためにこっそり首飾りを作っていたのです。サプライズなプレゼントを受けたリリィは、「一生大事にしまス」と感涙。そのステキな表情に、坊ちゃんも顔を赤らめます。そして、一部始終を見ていた奴隷商たちも、かつての下品さはみじんもない、穏やかな笑顔を見せるのでした。

 ツイートには「好き」「優しい世界」「最後の笑顔が良い」といった感想が多数寄せられました。作者の矢雉(@yanaginga)さんは、ほかにも創作漫画「アイドル・アンドロイド」を公開。こちらもハッピーエンドへ揺れ動く展開が絶妙で、ほっこりすることうけあいです。

画像提供:矢雉(@yanaginga)さん

(沓澤真二)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  5. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  7. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  8. 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  9. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  10. 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」