あさやみのるさん(@asayaminoru)さんが投稿した漫画、「吹雪の日の話」が優しい世界で癒やされるいい話に仕上がっています。ヒヤヒヤドキドキの流れからこのオチ……いいね!
吹雪の夜、男が山奥の小屋で1人暖炉をたいていると、ドンドンと戸をたたく音が。「こんな吹雪に一体何の用じゃ……」と戸を開けると、何とそこには男の背丈の2倍はありそうな鬼が。
「ひぃ!?」と男は腰を抜かしてしまいますが、鬼の傍らには小さな子鬼の姿も。そして鬼の口からは、「すまんが一晩宿を貸してもらえんか……」という予想外の言葉。
つい鬼を家に上げてしまった男。鬼の親子は部屋の隅でじっとしていますが、「わしは明日には食われとるんじゃなかろうか……」と良からぬ考えが頭をよぎります。しかし、子鬼がくしゃみをして鼻水を垂らしているの見ると、「お……おめぇさん達も火にあたって暖まったらどうじゃ」と声をかけてしまいます。
警戒するように、そろりと近づいてくる小鬼。暖炉の前まで来ると、火に当たってとても気持ちよさそうです。その様子を見ていた親鬼ものっしと暖炉近づいてきます。
「ごく……」とツバを飲み込む男。しかし親鬼も大人しく暖炉の火に当たり、3人で暖炉を囲みます。
それから一晩。男が布団で目を覚ますと。親子鬼の姿はありませんでした。「はて……ありゃ夢だったんじゃろうか……」と男が不思議がっていると、最後は雪山を歩く親子鬼の背中が描かれているコマで話はおしまい。どうやら、人を襲うつもりのない、穏やかな鬼だったようです。
この何かが起こりそうで起こらない優しい話にリプライ欄などでは、「心が暖まる」「尊い……」など癒やされる人が続出していました。
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予想外の展開から温かい世界へ。