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首吊り鳥居、古戦場跡、血を流す松 三和交通「心霊タクシー」ツアーにガチ突撃! 取材班のカメラに写り込んだこれはいったいNMR ねとらぼミステリー調査班(3/6 ページ)

やだ怖い。

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次々に襲い来る不思議な現象

 次に案内されたのは井戸があったという場所。すると菅井さんはここにも「いる」というのです。筆者にはただの草むらにしか見えませんが、「いる」らしい。

 いまいちピンとこなかったのですが、撮った写真を確認してみると……。すぅぅぅと血の気が引きました。

 まず1枚目に撮った写真を見てほしい。何もない、普通の写真ですよね。

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井戸の石標がある 普通の写真だ

 しかし、次に撮った写真はなぜか「血の海のような赤い光」が写りこんでいました。

井戸が血まみれに!?

 石標の周囲が血溜まりのように赤く染まっているのがおわかりいただけただろうか。

 もしかしたらデジカメのピント調整のための赤い光である可能性もある。否定できない。したくない。そうそう、そのはず。本当に心霊写真なんて撮れるわけがないでしょ。

 ちなみに、この近くには幹を切ると真っ赤な液体がだらぁ~と流れでる「血が出る松の木」があったそうです。木が古くなり伐採されてしまったが、その時の切り株からも血が流れたという話を教えてくれました。

誰も知らない心霊スポットへ

 次に訪れたのは「ほぼ誰にも知られていない」という秘密の心霊スポット。今回のような心霊ツアーでもあまり行かない場所なのだそう。

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 ある日、菅井さんがお客さんを乗せて通ったときに「あ、ここいるんだ」と感じて、後日写真を撮りに行ってみたそうです。その時の写真を見せてもらえました。

菅井さんが撮った写真 オーブが写っている

 菅井さんが撮った写真を車内で見せてもらうと、そこには木にまとわりつくようにたくさんのオーブが写り込んでいます。そのオーブをよく見ると、人間の顔のようにも見えます。こっちをじーっと見つめているような、そんな表情。

 菅井さんは心霊ツアーの試走でもこの場所を訪れたそうで、そのときあり得ないことが起きたとも話してくれました。

 現場を歩いていると同行していた三和交通社員の後ろを白いもやが通り過ぎたように見えたのだそうです。

 行く先には現地住民の先祖代々のお墓があり、お墓の近くについたときになにか変な音がしたそうです。それはこの世のものとは思えない、聞いたことのない音だったそうで、同行した三和交通社員のうち菅井さんと女性社員にだけ聞こえていたんだとか。他の2人はまったく聞こえていなかったそうです。

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 その場所を実際に訪れてみると、ただの木が生えている暗い場所に思えました。しかし、風が止んで、あれほど騒がしかった虫の声も聞こえてこない。

 やだなぁーこわいなぁー、なんかおかしいなぁ。そんなことを思っていると、菅井さんに見せてもらった写真に写っていたオーブがまとわりついていたという木に案内されました。

 なんで木の根本に鳥居が置いてあるんですかねぇ……。

木の根元に鳥居がある
オーブが写っている

 とりあえず鳥居や周囲の様子をカメラに収めようと、シャッターを切った。その写真を見ると、お分かりいただけるだろうか。

笑っている女性が……?

 中央に写る2つのオーブ。その1つを拡大して回転させると、こちらを見つめる女性の顔のようなものが!

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 菅井さんは「特に自殺とか死にまつわることではないと思います」といっていましたが、この写真はきちんと供養した方がいいよと言われました。

 このスポットは、これで終わりではありません。奥にある墓地へ向かってみると、菅井さんは「集まってきています」と言う。まじですか、ここにいるんですか。

この先に「いる」という
特に誰もいない 何もいない

 菅井さんが指さす方向を撮影しても、筆者のカメラには何も写っていません。すると菅井さんが「その枝の間、何もないですよね?」と声をかけてきて、菅井さんが撮った写真を見せてくれました。

何もないはずの枝の間に……(写真提供:三和交通)
拡大してみると……んんんんん!?

 お分かりいただけただろうか。こちらを激しくにらんでいる何かの存在を、あなたは感じられますか?

 菅井さんもさすがに「もうやばいんで帰りましょう」と慌てた様子を見せ、わたしたちはこの場を足早に退散した。ここにいたらどんな災いがあるか分からないと、菅井さんは同行した三和交通社員に「怒ってますよ。この場所はもう来るのやめましょう。」と話していました。

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