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Production I.G、インディーズアニメのアワード開催へ 石川光久「全面的にバックアップします」
アニメの世界でも新たな才能見つける動き。
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アニメスタジオのProduction I.Gは7月23日、インディーズアニメコンテスト「第1回プロダクション I.G インディーズアニメ アワード」の開催を発表、同日から作品の応募受付を開始しました。
同アワードは、スマートフォンでの視聴などアニメを取り巻く環境が変化する中、新人クリエイターの発掘・育成を目的としたもの。応募作品は同社のアニメ配信アプリ「アニメビーンズ」に新設される「インディーズ枠」で配信され、ユーザーからの評価も踏まえて受賞者を決定するとのことです。インディーズアニメの配信は同社史上初となります。
賞金総額は100万円で、入賞者は同社スタジオ見学や同アワードの審査員である創業者の石川光久さんや後藤隆幸さんとの座談会へ参加できる他、入賞作品は「アニメビーンズ」公式作品となり、製作費の負担や作品収益の分配、有名声優起用のセッティングなどの支援が受けられます。
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作品尺は60秒〜15分で、ジャンルやテーマに制限はなく、既存作品(卒業制作や他サイトで配信済みを含む)の応募も可能。応募期間は9月30日までで、結果は10月中旬に発表予定です。
告知動画の中で同社代表取締役社長の石川さんは、「ムチャぶりすることで人は育つ」と独自の理論を笑顔で語りながら、デジタルの時代で視聴環境も製作環境も大きく変わってきた中、若い感覚でさまざまな手法で作られたアニメが集まることを期待し、これぞという作品には「(Production)IG全面的にバックアップします」とエールを贈っています。
インディーズアニメアワードを告知する石川氏
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