目の不自由な人を助けた“親切の連鎖” 電車の中での実体験を書いた漫画が優しさに包まれすぎている
みんな優しさを始めるきっかけを探しているのかもしれない。
電車に乗っていたときに体験した、親切がリレーのようにつながっていく連鎖を書いた漫画に、人の温かさに感動したと反響が集まっています。
ある日、作者のwakuta(@_wakuta)さんが乗っていた電車に目の不自由な男性が乗ってきます。するとwakutaさんの目の前の女性がすぐに席を譲って先に降りていきました。男性が降りる駅はたまたまwakutaさんが降りる駅と同じで、気になったwakutaさんは声を掛けます。
男性が乗り換えると知り、乗り換えホームまで付いていくwakutaさん。ちょうど電車が来ていたので一緒に電車に入って席を探します。空いている席がなさそうだったので、目の前の乗客のおじさんに空いている席がないか尋ねます。
おじさんは周りを見回してくれたのですが、やっぱり空いている席はなさそうです。しかし、そのやり取りを見ていたカップルが席を譲ってくれました。
wakataさんがこの電車に乗らないことを察したおじさんは、男性の案内係を代わってくれたのだそうです。その人たちを乗せた電車を見送りながら、「めっちゃ連鎖、すごい連鎖」と思ったと結んでいます。
「席を譲る」「声をかける」「エスコートする」など、困っている人を見かけたときに、自分にも何かできないだろうかと思っても、なかなか行動に移す勇気が出ないことは多々あるかもしれません。でも、誰かがきっかけを作ってくれれば、優しさや親切な気持ちは連鎖していく。みんな優しさを始めるきっかけを探しているのかもしれません。できれば、そのきっかけになりたい、自分も連鎖をつなげていきたいと感じた読者も多くいたようです。ちょっとの心遣いを迷わず行動に移せる人になりたいものです。
画像提供:wakuta(@_wakuta)さん
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