立派な波乗りワンコに成長したよ！　ビビリなワンコが飼い主さんとドッグサーフィンに挑戦する姿がいとおしい

　前回のSUP体験でマリンレジャーに目覚めたゴールデンレトリバーのこー君。今回はもっともメジャーなサーフィンに挑戦です。

　というわけで、神奈川県藤沢市にあるマーボーロイヤル（サーフショップ）のドッグサーフィンのスクールに参加することにしたこー君。ドッグサーフィンはその名の通りワンコがサーフィンをする競技で、2つのカテゴリーがあります。ワンコだけ波乗りするドッグサーフィンと、飼い主さんとワンコが1枚のボードに乗って波乗りするドッグサーフィンタンデムで、どちらも海外では盛んで大会も行われているようです。

　インストラクターの塚原さんはサーフィン犬「ピノ」君と共に、日本のドッグサーフィン会をけん引してきた方。ピノ君（アイリッシュセッター）のような大型ワンコは体重が重いためバランスが取りづらく、タンデムサーフィンは大変そうです。こー君にとっても難しいチャレンジになりそうですね。

　海でのアクティビティーは安全第一。ワンコのライフジャケットはマーボーロイヤル指定の浮力の強いEZYDOG社製を使用します。ちらりと見えるラッシュガードもおしゃれですね。インストラクターさんや海の雰囲気、レンタルのライフジャケットなどにワンコをならすため、まずは泳ぎのレクチャーから始まりました。

　続いて、こー君と飼い主さん、それぞれが個別にサーフィンの練習。こー君は陸上でサーフボードの上に乗るところからレクチャーを受けます。

　陸上でのレクチャーが終わるといざ実戦。早速サーフボードに乗ってドッグサーフィンです！　つい4カ月前は丘サーファーだったこー君ですが、なかなか映えています。インストラクターさんとのタンデムサーフィンもすんなりこなしている様子。インストラクターさんの腕前もさることながら、こー君もしかしてサーフィン得意なのかな？

　一方、飼い主さんもサーフィン初体験ということで単独で練習。飼い主さんとこー君、お互いがそれぞれに実力をつけ、最後にセッションする流れです。合間にしっかりと休憩も取りつつレクチャーは進行していきます。

　こー君と飼い主さんの個別練習も終わり、いよいよドッグサーフィンタンデムにチャレンジ。40分ほどのチャレンジで2回成功しました！

　体の大きいワンコが初チャレンジでタンデムライドに成功することは、ワンコの性格と波のコンディション、そして飼い主さんとの息が合っていないと難しいのかもしれません。こー君が飼い主さんの気持ちを、飼い主さんがこー君の気持ち察したからこその大成功なのかもしれませんね。

　おっとりさんに見えがちなゴールデンレトリバーですが、人と共にアクティビティーを楽しむにはもってこいの犬種のようですね。何はともあれ、こー君いい波のれたねっ！