「律との別れが一番寂しかった」　佐藤健、「半分、青い。」クランクアップで“律ロス”を告白

　俳優の佐藤健さんが9月8日、東京の「HMV&BOOKS SHIBUYA」で行われた「佐藤健写真展2019」の開催記念イベントに出席。同展は、『佐藤健 2019年カレンダー』と『[佐藤健 in 半分、青い。] PHOTO BOOK』の発売を祝して開催されたもので、イベント内では出演中のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」への思いも語られました。

　同ドラマで佐藤さんは、女優の永野芽郁さん演じるヒロイン・楡野鈴愛の幼なじみである萩尾律役を好演。『[佐藤健 in 半分、青い。] PHOTO BOOK』は、朝ドラ初挑戦となる佐藤さんの“律と過ごした”10カ月を追った記録となっており、撮り下ろしポートレートやドラマセット内で撮影されたグラビアなどを掲載。同誌について佐藤さんは「律の人生をフィードバックするような写真を撮り下ろしまして、あとは収録現場のオフショットなどを入れた本です」とコメントしています。

　イベントでは、すでにクランクアップした同ドラマを振り返る場面も。朝ドラ特有の長期間撮影に触れ、「撮影期間が長ければ長いほど、自然と思い入れが強くなっちゃって、終わった時は寂しかったです」と作品愛をのぞかせつつ、「共演者やスタッフとの別れも寂しいですが、演じている役、律との別れが一番寂しかったです」と長きに渡って演じてきた律との別れを惜しんだことも明かしました。ファンよりも一足早く“律ロス”を体験している。

　また、同ドラマの撮影期間中に映画も撮っていたことを明かした佐藤さんは、「その間に鈴愛は他の人と結婚していました（笑）」と視聴者を驚かせた衝撃の展開を引き合いに出しつつユニークなコメント。今月末に迫った最終回については、「『最後はそうだよね』『ずっと見てきてよかった』と思える結末になっていると思います。見届けてほしいですね」と自信をのぞかせる言葉を残しています。