バイク乗りのあるあるを解消 リューズが逆位置にあるライダー向け腕時計「MOTO-R」CFで先行販売スタート(1/2 ページ)
こういうの欲しかった!
国産時計メーカー「KENTEX」がライダー専用腕時計「MOTO-R」を開発。クラウドファンディング「Makuake」で目標金額の50万円を大きく上回る900万円を集め、注目を集めています。
MOTO-Rは「バイクライフをより楽しく豊かにする」をコンセプトに、2016年にプロジェクトが始動。バイク業界の著名人や関係者が開発に協力し、全日本ロードレース選手権への協賛を通して、プロライダーや多くのバイク愛好家のリアルな声を反映しながら開発が進められてきました。
パーツレイアウトをゼロから見直したメイドインジャパンの腕時計となっており、通常は3時位置に付いているリューズやボタンを逆側の9時位置に配置することで、ハンドル操作を妨げず、走りを楽しめるストレスフリー・デザインが特徴となっています。
ほかにもグローブを装着したままでも操作がしやすいように通常よりも大きめのパーツを採用して、滑り止めとしてバイクのバックステップから着想を得た細かいダイヤパターンが刻まれ、汗や酸に強い高耐蝕ステンレスをベースにしたボディは、軽量化のための強化ラバーと、12角形のメタルベゼルによる3層サンドイッチ構造のハイブリッドデザインとなっています。
傷がつきにくいサファイアガラス製のトップガラスで高い視認性を確保しつつ、ウェットカーボン製の文字盤は指針の形状と色で瞬時の時間を判読できるようになっています。
ベルトは長時間着けても肌への負担が少ないソフトラバー材をベースにしたパンチングレザーの2層構造ベルトと、ライダースーツの上からでも簡単に装着できるベルクロ式のバリスティックナイロンベルトの2種類を用意。ミニ六角レンチで簡単に交換ができる構造となっています。
時計の裏蓋には、オーナーがメンテナンス時に困ることがないよう、時計の詳細なスペックを刻印。バイクの給油口をモチーフとした刻印があしらわれ、バイクの一部のように「MOTO-R」を愛用してもらいたいという開発者の願いが込められています。
ラインアップはシンプルで視認性が高い3針モデル(ブラック/シルバー)と、よりスポーティーで時間計測機能のついたクロノグラフモデル(シルバー)の2種類。指針のカラーバリエーションは、国産バイクメーカーのシンボルカラーにならって、指針のいろレッド、ブルー、グリーンの3種類が用意されています。
ライダーによる、ライダーのための、ライダー専用腕時計「KENTEX」の価格は3針モデルが2万7000円(税込)、クロノグラフモデルが3万7000円(税込)。それぞれ「Makuake」での先行受注限定価格となっており、通常販売時の価格は未定となっています。また、ブラックベゼルにシルバーボディのコンビカラーver.が限定仕様として用意されていましたが、すでに完売しています。
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