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「年齢+生まれた年=2018になるのは1000年に1度だけ」 頭がおかしくなりそうな数式が海外で拡散される
えっいや、うん? んんん?
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海外のSNSで、「年齢+生まれた年(西暦)=2018」という数式が拡散されています。なんとこの現象は、1000年に1度しか起きないとのこと。これはすごい、奇跡の数式だ! 今すぐ他の人にも教えてあげなくちゃ! と思った方が多かったようなのですが、OK、ちょっと落ち着こうか。気付いている方も多いと思いますが、これはフェイクです。
単純な話、「今年の西暦-生まれた年=自分の年齢」になるわけで、年齢に生まれた年を足せば今の西暦になるのは当然のこと。1000年に1度どころか、常時この状態です。しかも、まだ誕生日が来ていない人は、年齢に生まれた年を足しても2017にしかなりません。
しかしこの極めて単純なフェイク、深く考えずに「へーそうなのかー」と共有してしまった人もいたようで、海外のデマ検証サイト「Snopes」でも取り上げられました。同サイトからは、実際に拡散していた人のツイート(のWeb Archive)も見られます。このネタは2017年にも一度広まっており、2年連続で拡散されてしまったようです。
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最初に見た時点でフェイクだと気付く人が多い単純な内容だけに、拡散されているのを見ると自分の頭がおかしくなったのかと思考が虚無の世界へ行ってしまうかもしれません。大丈夫、おかしいのは拡散されている情報の方ですよ。
SNSで情報を拡散する際は、おかしなところはないか一度冷静に確認するようにしたいものですね。
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