ニュース
「愚か」→「烏滸の沙汰」「児戯に類する」 『ことば選び辞典』から文豪っぽい言葉集めた『美しい日本語選び辞典』登場
「あかい」なら「赤い」「紅い」「朱い」など漢字表記に悩みがちな言葉を集めた『漢字の使い分け辞典』も発売。
advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
クリエイターに人気の『ことば選び辞典』シリーズから新作として、明治の文豪のような格調高い言葉を集めた『美しい日本語選び辞典』と、同じ読みかつ似た意味を持つ漢字の使い分けを解説した『漢字の使い分け辞典』が10月12日に学研プラスより発売されます。
『美しい日本語選び辞典』では「マジ感動(号泣)」なら「目頭が熱くなる」といったように、“雅な言葉”を1000語ほど選んで五十音順に収録。「愚か」なら「烏滸の沙汰」「児戯に類する」、「怒る」なら「色をなす」「柳眉を逆立てる」……などなど、一般的な言葉から逆引きする「キーワード索引」もあり、キャラのせりふや描写を麗しく言い換えたいときに役立ちそうです。
『漢字の使い分け辞典』は、「あかい」なら「赤い」「紅い」「朱い」など、漢字表記に悩みがちな言葉を約650項目五十音順に掲載しています。常用漢字だけでなく「碧い(あおい)」「贖う(あがなう)」など創作物で用いられる漢字の使い分けも収録。ありがちな変換ミスを回避したい人、常用漢字以外でより洗練された表現を目指す人におすすめとしています。
advertisement
文庫サイズで定価630円。文字を大きくした新書サイズは850円です(いずれも税込)。『ことば選び辞典』シリーズは今回で第3期となり、これまで『感情ことば選び辞典』『ことばの結びつき辞典』『難読漢字選び辞典』が刊行されています。
関連記事
「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
ニュースなどでよく見る表現も、意外と分からん……。ムリヤリ感たっぷりの、北海道の難読地名 アイヌ語由来の地名に、この漢字をあてるのか!
「おこっぺ」には「興部」の漢字をあてました。漢字「とめ・はね・はらい」で減点はおかしい? 文化庁「骨組みが同じなら誤っているとはみなされない」
もしも「とめ・はね・はらい」で減点されたらどうすれば良いのかも聞いてみました。「哉」という漢字が“地図”に見える 1枚の図解がTwitterで「確かに」「いい発想」と共感呼ぶ
あそことあそこを施設だと思えば……。さすがケイスケ・ホンダ! 本田圭佑、話題の“きよきよしい”発言に「お恥ずかしい。漢字が苦手で」
武井壮さん、百田尚樹さんからはフォローの声も。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.