在豪アメリカ大使館、ネコの写真を誤送信して謝罪
ネコちゃんなら仕方ない。
オーストラリアのアメリカ大使館が、誤送信したある1通のメールについて謝罪し、世界中で話題となっています。メールの件名は「meeting(会合のお知らせ)」。大使館からのメールという、なんとも重要度が高そうなメールを開いてみると……メールの中身はネコの画像とパジャマパーティーへのご招待だったのです。
問題のメールの添付写真に映っていたのは、モフモフな青色のカバーオールを着たネコちゃん。チョコチップクッキーが入ったお皿をお腹に乗せ、足元には見慣れたあのキャラクターの顔が見えます。そう、ネコちゃんはクッキーモンスターのパジャマに身を包んでいるのです。気だるげな表情を浮かべ、ソファにだらっと寝ころんでいる姿はまさにパジャマパーティー中にふさわしいお姿だ……! こんなパーティー、絶対に参加したいぞ……!
報道によると、今回の送信ミスは、米国務省で行われていた新人研修の最中に起きてしまったとのこと。メール本文中に「cat pyjama-jam(ネコのパジャマパーティー)」という記載があったことから、在オーストラリアのアメリカ大使館は「ネコのパジャマパーティーへの出席を希望された方をガッカリさせて申し訳ありませんが、私たちの専門外のためこのようなイベントは実施できかねます」とジョークをきかせた謝罪文を発表しています。
メールに写真が添付され、一躍有名ネコになったのは、オーストラリア・タスマニア州に住むネコのジョーイ君。報道を受けて、飼い主のジェニファーさんはInstagramアカウントで「ジョーイはパジャマパーティーが開催されないと聞いて動揺しています(笑)」とジョーイ君の写真付きで投稿しました。
この珍ハプニングには、ニュージーランドとサモアのアメリカ大使、スコット・ブラウン氏も公式Twitterアカウントで反応。在ニュージーランドのアメリカ大使館は、ネコがPCを操作しているGIF画像とともに、「ニュージーランドで大爆笑してます」というコメントをつけて投稿し笑いを誘いました。怒っている人が誰一人いない、優しい世界!
ジョーイ君とその飼い主であるジェニファーさんは、この騒動で地元のテレビ局にインタビューもされており、インタビュー映像では動いているジョーイ君も見られます。「ネコのパジャマパーティー、本当にあったら絶対に参加したい!」そんな世界中の声が聞こえてくる、珍ハプニングでした。
関連記事
PCを猫の手で妨害 「ニャンサムウェア」の被害報告、Twitterで続々と 「感染したい」の声も
このウイルス、かわいい。猫がイギリス外務省「ネズミ捕獲長」に 野良猫から大出世
ネズミを捕まえるニャン。パスワード3回入力ミスで写真を撮影 PCの防犯ソフトからスマホに送られてきた犯人の写真はにゃんと……
カチャカチャカチャ… ッニャーン!「涙を流して笑った」「猫にしか目がいかない」 真面目なインタビューに乱入した自由すぎる猫ちゃん
絶対に笑ってはいけないインタビュー。「説明してもらいましょうか」 カリカリを期待したのに裏切られた猫さん 激おこの気持ちを伝えてくる
怒っていてもかわいいです。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.