「電車で泣いた」と感動の声 いつも一緒に過ごしてきた女の子とニョロトノのポケモン漫画が尊い
大きくなった女の子と変わらないニョロトノのお話。
女の子が小さい頃から家族として一緒に過ごしてきたポケモンの漫画『私とニョロトノ』がTwitterで反響を呼んでいます。
ニョロトノは、みずタイプのかえるポケモン。幼い頃には「にょーたん」と呼んでぎゅーっとハグしたり、一緒に寝たり、小学校でも“私の好きなもの”というテーマで「ニョロたん」のことを書いて発表したりと、仲良しな女の子とニョロトノ。しかし高校生くらいになった彼女はある日、一緒に写った待ち受けを変えたりと少し距離を置くように。
突然雨が降った日には、ニョロトノが傘を持って彼女を迎えに行きますが、周囲にそのことを見られた途端、「私走って帰るから傘いらない」と走って帰ってしまう女の子。すると、そんな彼女の行動と、テレビのニュースで「みずタイプのポケモンは気持ち悪い?」という話題に触れたニョロトノは、女の子が笑っていた思い出と今の笑わなくなった彼女を心の中で振り返ります。
それからニョロトノは、家の中でも別の部屋で寝るようにしたり、離れてご飯を食べるようにしたりと、なるべく彼女の目に付かないよう日々を送るように。これまでいつも側に居た彼女を避けなくてはいけない日常にしょんぼりするニョロトノですが、そこに「ニョロたん」と名前を呼んで、話を聞いて欲しいと女の子がやってきます。
女の子は、学校でニョロトノと写った待ち受けを見た友達に、「なんかあんまりかわいくない」や「強そうでもないし」と言われたことで、何か恥ずかしくなり、もやもやとした気持ちになったといいます。そして周りの目を気にして冷たくしてしまったことを後悔するように「こんなに好きなのに…私が好きだったら周りなんて関係ないのに……」と涙を流し、傷つけてしまったことを謝るのでした。
そんな彼女をただ静かにハグするニョロトノはとても幸せそうな表情で、「何でこんなに優しいのよぉ…」と泣く彼女に「ニョ!」とひとこと笑顔で答えます。これからも時がたつことで女の子の周囲の環境が変わるのは間違いありませんが、同時に、今回気付いて仲直りできた彼女とニョロトノの関係はこれかも変わらず、ずっと仲良しで大切な家族であり続けるのは間違いなさそうです。仲直りできて本当に良かった……!
投稿したのは、さまざまなポケモンの二次創作漫画を公開しているピカゴロウ(@pika_gororo)さん。コメントでは「最後まで読んで泣いた」「電車で泣いた」と感動した人の声が多く寄せられ、「ニョロトノかわいい」「ニョロたん良い子」とその表情豊かに描かれたニョロトノにグッとくる人の声も上がっています。
画像提供:ピカゴロウ(@pika_gororo)さん
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