野生のポケモンの日常を描いた二次創作漫画「フシギソウとラフレシアちゃん」を、TwitterユーザーのAwai(@awaiO_O)さんが公開しました。フシギダネから進化したばかりで幼げなフシギソウと、ナゾノクサからの最終進化を遂げた、円熟味あふれるラフレシアのかけあいにほのぼのします。
密林でおしゃべりする、2匹のくさタイプポケモン。フシギソウは「進化したダネ!」と喜んでいますが、語尾に「ダネ」を付けるフシギダネ時代のクセが抜けておらず、あわてて「いや、したソウ!」と言い直します。一方、ラフレシアは語尾に「ラフ」とは言わず、「おめでとう、これであなたも立派なつぼみね」と、しっとりした大人の口調でしゃべっています。
その後もフシギソウがうっかり「夏ダネ」と言えば、ラフレシアが「あら、さっそく幼児退行?」とつっこむなど、ゆるい会話を続ける2匹。どうしても“ダネぐせ”が抜けないフシギソウに、ラフレシアは「あなた、語尾は“フシ”じゃだめなの?」と、冷静に指摘するのでした。
パート2では、ラフレシアがフシギソウにツタをからめておしゃれをしてあげています。すくすく育っていたフシギソウを見て、ラフレシアは「あなた、“メガフシギソウ”みたいになっているわよ」とひと言。夏の陽気で成長が早まったかな?(原作では、メガシンカできるのはフシギバナに進化してから)
するとフシギソウは、突然「(背中のつぼみが)開花しそうフシ」と叫びます。フシギバナに進化するのではなく、「夏だから」勢いで咲かせられるかもしれないというのです。
「フシギバナになる前に少し咲いたらまずいフシかな」と聞かれ、ラフレシアは「別にいいんじゃない、枯れなければ」とクールに返答。「摂理上、枯れるかも……」とうろたえるフシギソウを、「じゃあやめなさい。若いころの軽はずみで、大人になる前にハンデを負うわよ」とさとすのでした。なんだか「ヤンチャは大人になってから後悔する」的な、先輩からの教訓みたいだ。
Awaiさんはほかにも、ポケモンの美麗なファンアートを多数公開。ストーリー性を感じさせる「廃墟で育ったリーフィアとブラッキー」や、ポップなデデンネなど、多彩な表現でポケモンたちの魅力を引き出しています。
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