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「救急車を呼ぶか迷ったときに」 夜中3時に謎の呼吸困難になった漫画家の体験談で「#7119」広まる

風邪が長引いていると思っているうちに呼吸困難に……連絡しなかったら危ないところでした。

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 夜中に呼吸困難で苦しんでいたとき、救急ダイヤル(#7119番)に電話して助かった――漫画家の七坂なな(@7saka_7)さんがTwitterに投稿したレポート漫画が、広く注目を集めています。

救急車を呼ぶべきか、迷ったときに(都道府県によって異なる。小児の場合は#8000番)

 #7119番は、消防庁の救急安心センターの番号。急な病気やケガの際に「救急車を呼ぶべきか」「今すぐ病院に行くべきか」などと迷う人に、24時間年中無休で対応する相談窓口として設けられています。現在は宮城県、埼玉県、東京都、新潟県、大阪府内全市町村、奈良県、福岡県と、札幌市周辺、横浜市、神戸市、和歌山県田辺市周辺で実施されており、今後は鳥取県と広島市周辺でも採用される予定です。

山形県(#8500番/19時~22時)、栃木県(#7111番/18時~22時)、千葉県(#7009番/平日18時~23時、日曜・祝日・年末年始は9時~23時)、香川県(087-812-1055番/19時~翌朝8時)は、異なる番号と時間帯で実施
※※小児の場合は、全国で実施されている子ども医療電話相談事業(#8000番)へ

 七坂さんは9月ごろから長引くかぜに悩まされていました。そんなある日の深夜、横になると苦しくて眠れず、だんだんと呼吸が困難になっていったといいます。

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 時刻は夜中の3時とあって処置に迷っていたところ、ふと思い出したのが#7119番。声を出すのにも苦労しながら電話で相談し、救急安心センターのほうで救急車を手配してもらえることになりました。

 搬送先の病院で、病気は肺炎と判明。医師から1週間ほどの入院が必要と言い渡されました。七坂さんは治療により無事で済んだものの、「がまんして朝まで待っていたら、もっと長い入院になっていたかもしれません」と振り返っています。

あらためて、「迷ったら#7119」

 「誰かの助けになれば幸いです」と結ばれた漫画には、お見舞いの言葉や「参考になる」といったリプライが多数寄せられました。似た経験を持つ人や、知らなかったばかりにがまんして病気が長引いた人の声もあり、救急ダイヤルの周知や拡大が願われています。

作品提供:七坂なな(@7saka_7)さん

(沓澤真二)

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