メルカリで本人確認完了せず売上金失効 メルカリ「回答できないが、売上金は再付与している」
「売上金33万円が奪われる」とのツイートが5万回以上RTされました。
フリマアプリの「メルカリ」で、売上金が失効したという事例が話題になっています。Twitterユーザーのしろくま(@amnyu7)さんによる「売上金33万円が奪われる」とのツイートが5万回以上RTされた他、同様の報告も複数あがっており、不安の声が広がっています。
しろくまさんは8月6日、本人確認ができていないことを理由にメルカリから利用制限を受け、その後すぐに免許証を提出。しかし、約3カ月間たったあとも本人確認が完了せず、振込申請期限を迎えた売上金6012円が失効となったとのこと。合計でおよそ33万円の売上金が失効する見込みでしたが、その後、11月2日までに失効した売上金は無事返却され利用制限も解除されたそうです。
メルカリは2017年12月から初回出品時の本人情報登録を必須化し、売上金の振込申請期限を一年間から90日間に変更(2018年9月からは180日に再度変更)。振込申請期限をすぎると本人情報にひも付いた銀行口座へ自動的に振り込まれる仕組みとなっていますが、2018年8月ごろから「本人確認できていないことを理由にアカウントに利用制限がかけられた」との報告が増加しています。中にはしろくまさんと同様に、本人情報の登録ができないまま申請期限を迎えてしまい、売上金が失効してしまうという例もあるようです。
なお、この問題についてメルカリに問い合わせたところ「個別で事情が異なりますので、詳細につきましては回答を控えさせていただきます」としながらも、売上金の失効については「本人確認のための利用制限中に振込申請期限を迎えて売上金が失効した場合にも、本人確認の結果や、不正な取引がないことが確認され次第、売上金は再付与しております」と回答しています。
画像提供:しろくま(@amnyu7)さん
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