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「緑はもう、無いかもしれない。」 学校の課題で作った環境啓発ポスターが秀逸 「素晴らしい発想力」「センスの塊」
目に留まってイメージさせるデザインです。
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「緑はもう、無いかもしれない。」――∀steroid(@Asteroid0000)さんが学校の課題で制作したという環境啓発ポスターが秀逸だとTwitterで注目を集めています。
「ん?」から「おお」となるポスターです
そのポスターに写っているのは、緑色のペンで線を引く手だけというシンプルなもの。しかしその横に書かれた冒頭の言葉のように、その線は途中でほとんどかすれており、「それまで使っていた“緑”が気づいたら無くなっている」といった森林資源の減少について考えさせられる内容となっています。これはイメージしやすくてわかりやすい。
また左下には、私たちが消費し続けている「緑」について「年間千三百万ヘクタール、日本国土のおよそ三分の一を失い続けています(※一部誤字を修正)」といった説明をあえて小さく記載。上記の目を引くシンプルさと併せて、「ん?」と気になった人に読ませて強い印象を与えるデザインが秀逸です。
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左下の文章中の「一万三千ヘクタール」は正しくは「千三百万ヘクタール」とのことです
コメントでは「素晴らしい発想力」「センスの塊」など称賛の声が上がり、啓発ポスターとしてわかりやすくハッとする内容に鳥肌が立ったという声も上がっています。
ちなみに森林減少についての情報は、森林保全活動情報サイト「Forest Partnership Platform」を参考にしたとのこと。近年では大規模な植林事業の成果もあって、プラスマイナスで見ると減少速度は多少ゆるやかになっていますが、それでも今なお年間520万ヘクタールもの森林が失われているそうです。
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