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お寺の掲示板がハロウィーンチックに!? 住職「違います“HAPPY HOWRIN(法輪)”です。仏の教えです」

10月31日に住職へ「ハッピー法輪」と言うとお菓子がもらえ……う〜ん、偶然にもハロウィーンと似た催しが(ぼうよみ)。

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 浄土真宗本願寺派永明寺(北九州市八幡東区)の住職、松崎智海(@matsuzakichikai)さんが、10月中旬にお寺の掲示板に新しいポスターを掲出しました。テーマは仏教的文学作品『蜘蛛の糸』。しかし、色調はオレンジと紫だわ、英字で「HAPPY HOWRIN(法輪)」などと書いてあるわで、もうハロウィーンしか連想できません。お寺なのに。


法輪 たまたま雰囲気が洋風に見えるだけで、まぎれもなく仏教の世界(たぶん)

 その後、「やっぱり時季的に誤解を招きそう」と、松崎さんはお寺らしく周囲にホオズキを足すことに。フォロワーからアドバイスを受けて、電飾まで仕込んでしまいました


ホオズキ ホオズキの追加で、よりお寺らしく(?)


 要素を足すほどハロウィーンの装いに近づいている気もしますが、松崎さんは「法輪(仏の教え)ですからね!」とくり返し主張しています。さすが2017年のクリスマスに「ツリーらしきもの」をお寺に飾った住職(関連記事)、「攻め方」に慣れている。

 なお、10月31日の15時から18時の間に永明寺を訪ね、住職に「ハッピー法輪」と言うと、お菓子が当たるくじを引けるとのこと。どういうわけか、仮装してきた人は2回引けます。日付や催しの内容に他意はなく、ハロウィーンと似ているのは単なる偶然だそうです。偶然じゃしかたないな!


くじ 1等はお菓子の詰め合わせ、2等はラムネ、3等はうまい棒が当たります


画像提供:松崎智海(@matsuzakichikai)さん

(沓澤真二)


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