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何これかっけぇ、コンセントで充電できる電動ビグスク出た! イタリアから「ADIVA・VX-1」日本上陸(1/2 ページ)

高出力モーター搭載、フル充電で最大270キロ走行可能。最上位モデルは162万円。

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 屋根付きスクーターや3輪スクーターといった変わり種のスクーターを得意とするイタリアのADIVA(アディバ)が、電動スクーター「VX-1」を発表。日本で販売を開始しました。バッテリー容量の異なる3つのモデルを用意し、価格は114万円(税込、以下同)からです。


VX-1(写真:ADIVA、以下同)

 VX-1はスクータータイプのフル電動バイク。内燃機関をモーターに変え、環境負荷やランニングコストを低く抑えられる新世代の個人的な移動手段(パーソナルモビリティー)として、小型折りたたみの電動スクーターに続き、一般的な電動二輪車も最近続々と登場してきています。電動ビッグスクーターのカテゴリーでは、BMWが「C EVOLUTION」(関連記事)、ホンダが「フォルツァ」などの車種を投入しています。


定格出力は11kW、日本では軽二輪クラスの扱いとなる

 経済性を重視する四輪の電動車に対して、比較的趣味性の高さも望まれる二輪車としてVX-1はライディングの楽しさも追求しています。動力に定格11kW、最大35kWを発生する高出力モーターを備えます。時速100キロまで6秒で到達するというモーターならではの鋭い加速感とともに、軽量なアルミフレームにブレンボ製のブレーキ、マルゾッキ製のフロントサスペンションなどのスポーティーな走りを実現するパーツで構成しています。

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 また、ツアラーとしての快適性を高める大型のウインドスクリーンも備えます。車両区分からタンデム走行も可能です。

 ちなみに電動バイクは、排気量の代わりにモーターの定格出力で必要免許や税金などが区分されます。原付一種(50cc未満)はモーター出力0.6kW以下、原付二種(125cc未満)は同1kW以下。そして定格モーター出力が1kWを超える車両は全て、ガソリンエンジン搭載バイクの250cc未満にあたる「軽二輪」に区分されます。

 ということでこのVX-1は定格11kWのモーターを備えるので、軽二輪(250ccクラス)に該当します。普通自動二輪免許(いわゆるかつての中免)で乗れ、車検は不要です。

 車両は交流充電に対応。車体に日米で普及する5ピンタイプの「SAE J1772」を備え、200Vの交流充電が可能。100Vの家庭用コンセントも利用できます。価格は、航続可能距離約130キロの7.2kWhバッテリー搭載モデルが114万円、同じく約200キロ走行可能な10.8kWhモデルが138万円、約270キロ走行可能な14.4kWhモデルが162万円です。2018年12月1日から、50台限定で7.2kWhバッテリー搭載モデルを89万円とする発売記念キャンペーンも実施します。


(参考)屋根付き3輪スクーター「AD3 400」
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