時代は“尻” 「お尻型枕」がクラウドファンディングに登場、目標金額を達成し発売へ
海外にもなかなかの猛者がいるようで……。
クラウドファンディングのKibidangoに登場した“おしり型枕”「Buttress Pillow」が、目標金額の50万円を達成して発売が決まりました。“おしり型枕”と聞いて最初座布団的なものを想像したのですが、そのまま「お尻の形をした枕」となっています。皆お尻好きかよ。
発想的にまた日本発かと思いきや、今回は海外発。また、クラウドファンディングページの文章が以下の通りなかなか強烈です。
恋人同士での昼寝の定番といえばそう、ひざまくらですよね。テレビや映画でも、とても羨ましいシーンと言えます。とっても、羨ましいシーンと言えます。
大切なことなので2回言いましたが、よく考えてください。時代は常に進歩しているのです。
そして、ひざのナナメ上は……おしりなのです!!!!
ひざまくら羨ま最強説からの軽やかな脱却をここに宣言します!
しかし、人のお尻だとちょっと(あるいは、かなり)抵抗がありますし、そもそも相手の許可なくお尻をまくらとして使用することは法的に禁じられているような気がします。
そこで、「まくらとしてのおしり」を製品化することで、いつでもどこでも遠慮なく自由にうずめ放題うずめることができる。そしてそれは完全に合法。
この常識にとらわれることなき開発者ジアの課題解決能力には畏敬の念を抱くばかりです。
これは完全にお尻キメてますわ。
「Buttress Pillow」は100%天然ラテックスを使用しており、「顔をうずめる」使い方を推奨しています。「そこには言葉では言い表せない特別な喜びが生まれる」そうで、ジアの親友でもあるベッカ・テイラーはうずめていた顔を上げ「これは新しいテディベアだ」と断言したそうです。病院に行ってくれ。
その他にも、ながめる、たたく、つかむなどなどさまざまな使用例が示されています。もはや何も言うまい。ながめたい人は額縁に飾ってながめ、叩きたい人はペシンペシンされるがよろしかろう。
と、ふざけた説明が続いていましたが、ただお尻の形を再現しただけの枕ではありません。人間工学に即した形になっており、お尻のふくらみは、太ももよりも柔らかく、首を太ももでサポートしながら、頭を沈めることもできます。首、背中、頭が包み込まれているような心地よさを得られるとのこと。
「Buttress Pillow」は通常価格1万3980円ですが、Kibidangoでは現在1万1900円で販売中。「ブラック」「アクア」「ホワイト」の3色から選べます。また、専用枕カバーとステッカー、そして枕と同じお尻の形をしたキーホルダーが付属。ステッカーはまだしもキーホルダーは何に使えばいいんですかね……やっぱたたく?
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どう考えても、一生お尻がふける量。
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