親が部屋に近づいたらPCとスマホの画面を隠す “親フラ”回避専用という熱いガジェットが開発される
親がノックしてくれない全国のみなさーん!
12月16日に秋葉原UDXにて開催された「Yahoo! JAPAN Hack Day 2018」で、“親フラ”回避専用という大変熱いガジェット「MON=BAN」が登場しました。親と同居している人にとってはどんな攻撃よりも恐ろしいプライバシー侵害の驚異を、テクノロジーによってプロテクトする家庭内サイバー戦争(物理)の秘密兵器となるかもしれません。全国の保護者の皆さん、ちゃんとノックはしよう!
“親フラ”とは、「親」と「フラグ」を組み合わせて作られた「親フラグ」を略した言葉。「親が来るフラグが立った」といった意味で、主にニコ生などの生放送で使われます。
「MON=BAN」を開発したSheld Developersが実施したアンケートによると、学生時代にノック無しで親が自室に入ってきた経験があるという人は80%に登るそうです。さらに、その内47%の人が「とても不快である」29%の人が「不快である」と感じており、“親フラ”がいかに深刻な問題であるかが伺えます。
「MON=BAN」動作の流れは、ドアの前に人がいることを検知して警告し、ドアが開くとスマホやPCの画面を自動で切り替えるというもの。親フラの履歴をグラフ化もできます。
ドアの前に人が来たときに警告を出す仕組みは、廊下に置いた人感センサを用います。実際に使う場合は、このセンサをダンボールに入れるなどの一手間が必要かもしれません。また、ドアにも開いたことを感知するセンサーをつけることで、ドアが開くと自動的に画面が切り替わるということです。
特に生放送をする実家ぐらしの皆さんは本気で欲しくなりそうですね。なお、「MON=BAN」は投票によりFun賞に選ばれました。
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