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走りを重視したストイック仕様 ポルシェ、「ボクスター」「ケイマン」に新グレード「T」発表(1/2 ページ)
軽快な「T」モデルを911に続いて追加。
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ポルシェは12月19日、スポーツカー「ボクスター」「ケイマン」の新グレード「T」を発表しました。フラッグシップモデル「911(991型)」の末期に追加された「911カレラT」と同様、装備を見直して軽量化を図り、よりピュアな走りを求めるストイックなユーザーがターゲットとなっています。
ボクスターは、MR(ミッドシップエンジン・リアドライブ)レイアウトを採用する2シーターのオープンスポーツカー。ケイマンはボクスターのクーペ版にあたる車種で、現行モデルは718ボクスター/ケイマンとして2016年に登場しました。
今回追加されるTモデルは軽快さを重視したモデルとなっており、ドアハンドルはストラップ化、インフォテインメントシステムもオプション設定とするなど、快適性や利便性のための装備はシンプルにまとめています。
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その一方で、走りっぷりを決める装備では「スポーツクロノパッケージ」や「ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)」などを標準装備とし、走行性能と運転する楽しさを追求しています。
エンジンはベースモデルと同等で、最大300馬力を発生する2リッターの水平対向4気筒ターボエンジン。トランスミッションは7速DCTの「PDK」のほか、ショートストローク化された6速MTも選択できます。
欧州ではすでにTグレードの予約受付がスタートしていますが、日本向けのアナウンスはまだ行われていません。価格はケイマンが6万3047ユーロ(約800万円)、ボクスターが6万5070ユーロ(約830万円)となっています。
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