市原悦子さん、心不全のため82歳で死去

　女優の市原悦子さんが1月12日、心不全のため亡くなりました。82歳でした。

　所属事務所「ワンダー・プロダクション」が公式サイトで発表したもの。通夜は17日18時から、告別式は18日11時から東京・港区の青山葬儀所で執り行われます。

　ドラマ「家政婦は見た！」やテレビアニメ「まんが日本昔ばなし」のナレーション、アニメ映画「君の名は。」では、三葉の祖母・宮水一葉の声を演じるなど、幅広い分野で演技派の女優として活躍してきた市原さん。

　2010年代に入ってからは体調を崩すことも多く、2012年にはS状結腸腫瘍手術のため、映画「東京家族」を降板。2017年には、自己免疫性脊髄炎のために一時休業したことも。12日深夜放送のNHK総合「おやすみ日本　眠いいね！」では、盲腸を患っていたことが、進行役の「ピース」又吉直樹さんの口から伝えられていましたが、訃報には触れられていませんでした。