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「義理」でなく「ブリ」 くら寿司、チョコ入り飼料で育った「チョコぶり」をバレンタインに提供

カカオポリフェノールの抗酸化作用で、切り身の鮮度を維持しやすいのだそうです。

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 回転ずしチェーンの無添くら寿司が、チョコ入り飼料で育てられた「チョコぶり」のすしを、バレンタインデーにちなんで2月1日から14日まで、1貫100円(税別)で提供します。念を押しておきますと、「ブリ型の義理チョコ」ではなく、「チョコぶりと名付けられたブリ」のおすしです。

チョコで育ったチョコぶりをにぎりずしに
チョコぶりを育てたチョコ入り飼料

 チョコぶりは、愛媛県農林水産研究所の水産研究センターと宇和島プロジェクトが開発した養殖魚。チョコに含まれるカカオポリフェノールの抗酸化作用により、切り身の鮮度が維持されやすい点が特長で、水揚げ後の約5日間は見た目の鮮やかさを保てるといいます。

※国内店舗で販売している通常のブリは、鮮度を保ったまま産地から直送しているため、変色はないとのこと
水揚げから5日後の状態。血合いの赤さなど、色合いが保たれている

 また、チョコぶりは同社が推進する「さかな100%プロジェクト」の成果でもあります。魚の骨やアラを飼料に活用して育てた「循環フィッシュ」と呼ばれる製品で、2018年10月の発表以来、今回が世界初の一般販売となるそうです。

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将来的には、循環フィッシュ自体もサイクルに組み込むのが目標

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