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SF×時代劇な異色の漫画が話題に 超能力者が悪代官に殺された父の仇を討つ悲しい復讐譚に「泣ける」「絵柄が最高」の声

劇画調のアクションシーンがかっこいい。

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 SF×時代劇――そんな異色の設定を劇画調で描いた漫画「異郷奴」がTwitterで注目を集めています。鬼とよばれた男の悲しい復讐譚が、読者の琴線に触れているようです。作者は漫画家の鶴川かきお(@kakio_tsurukawa)さん。

タイトルは「異郷奴」
大友克洋に影響を受けたというサイキックアクション

 主人公は農夫の六之助。捨て子だった自分を育ててくれた父親とふたりで暮らしています。「とっつぁん、昨日はちゃんと食ったのかい?」と腰の曲がった父を心配する六之助に、「立派に育ってくれたのう…まじめで人に優しい…それだけで十分じゃ…」と笑顔を浮かべる父。血のつながりこそありませんが、そこには暖かな親子の絆がありました。

 ですが平穏な日々は突如として終わりを告げます。村を訪れた悪代官によって、父親が惨たらしく殺されてしまったのです。火を放たれた我が家を前に慟哭する六之助。彼の復讐が始まりました――。

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 と、ここまでが導入です。「小さなころから怪我がすぐに治る」「悪い予感を敏感に察知する」「遠くにあったはずのものがいつの間にか手元にある」と、少しずつ明らかになる六之助の不思議な力。そして陰のある遊女・お雪との出会い。物語は悲しい結末へと静かに向かっていきます。続きは鶴川かきお(@kakio_tsurukawa)さんのTwitterで読むことができます。

怒りのままに都へと向かう六之助
幼少期から、お気に入りのでんでん太鼓は常に六之助の手元にありました
都で出会った女性と暮らすうちに、六之助は少しずつ優しさを取り戻していきます。しかし……
覚醒し“鬼”と化す六之助
能力で侍を倒していきます

 Twitter上で「時代劇は初めてだけどすごく好き」「引き込まれる作品をありがとう」「続きが読みたい!」といった感想が寄せられている本作。世界観を同じくした続編「異郷奴2」がマンガonウェヴ増刊号Vol.1に掲載されています。

画像提供:鶴川かきお(@kakio_tsurukawa)さん

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