キッチンのデッドスペース「ガスコンロの奥の隙間」を、専用ラックで解決してみた【続編あり】
掃除が楽になった。【続編あり】
テーブルコンロを使っていて、地味~に不便なのがコンロの奥のスペース。ガスホースや元栓などがあるのでピッタリ壁につけることはできないですし、物を置いてしまうと取り出しにくい(かつちょっと危ない)。さらに、調理中に食材がウッカリ落ちてしまったり、はねた油や食べ物ごみの掃除がしにくかったりと、何かと頭を悩ませるスペースです。
筆者は2018年12月に現在の部屋に引っ越してきたのですが、しばらくこの隙間スペースを持てあましていました。油の容器(ビン)の置き場所が迷子で、調理スペースに侵略→調理がしにくくなる……という状態になっていました。
何かいいのがないかな~と探していたところ、「コンロ奥ラック」というアイテムがあることを発見……! 2000~3000円ほどの幅でさまざまなメーカーから発売されています。筆者は検討の結果、山崎実業の「コンロ奥隙間ラック Plate(プレート)」を購入しました。価格はAmazonで2675円(1月当時)です。
プレートに決めたポイントは、棚板が上に開くこと。ラックを取り外すことなくガスの元栓の開閉ができます(そこまでマメにガス栓を締めることはないのですが、できないよりできたほうがいいなという判断)。マットなホワイトの雰囲気もキッチンに合うと考えました。ちなみにガスホースを通せる穴も横についています。
商品のサイズ(約)は、横58センチ、高さ19.5センチ(棚面の高さは18センチ)、奥行き11センチ。本体はスチール(粉体塗装)で、さらさらとした手ざわりと落ち着いたホワイトカラーです。組み立てはプラスドライバーを使い、5分かからないくらいで完成します。
いざ設置! 横幅&奥行きはピッタリです。棚板の上に油の容器などを移動することで、調理台スペースに空きができました。お鍋のおたま入れなどを置いてもいいかも……と夢がふくらんできました。
ひとつ誤算だったのは、我が家のガスの元栓の位置がやや高く、棚板を閉めると1センチほど浮いてしまったことでした。元栓の位置が高いキッチンの場合、高さをより柔軟に調整できるラックを選んだほうがよさそうです。基本中の基本ですが、購入前の採寸はしっかりするべきですね(反省)。筆者は100均一などでかさ上げ台になるものを探してくることにします!
1月29日追記
「置くものによっては引火や容器が溶けるなどの問題が発生するのではないか」「元栓の開け閉めがしにくくなるのでよくない」という指摘をいただきました。確かにご指摘の通りなので、現在さらなる改善を検討中です。またコンロ奥ラックを使用する場合、一時置きスペースとして考えること、燃えやすい素材のものは置かないように気を付けてください。
1月30日
指摘を踏まえてキッチンを見直した続編「ゴチャゴチャのキッチンを解決したい! 100均+IKEAでコンロ下の扉に収納を作る」を公開しました。
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