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「名前しか知らないあの街」に自転車で行ってみる 終点でよく見る【籠原】には優しさがあふれていた(2/3 ページ)

知らない街を歩いてみたい。

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虎の穴と陽子に出会う

 あてもなく籠原駅周辺&熊谷市内を流します。

 自転車レーンの幅が異常に広くってチョー走りやすい。

 虎の穴という刺激的なネーミングのホルモン屋さんが、タイガーマスクをほうふつとさせます。その横にはレンタルビデオ屋とビリヤード場が合体したビルが(どっちも営業してないっぽい)。

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 どう見てもドラえもんがいた。

 こういう郊外の駐車場併設型の本屋さんってめっきり少なくなりましたね。

 マクドナルドの駐車場の一部が1日貸し駐車場になってる……! 1日停めて300円……安すぎやしませんか。ちなみに六本木や赤坂は20分400円が相場です。

 ビジホの安さに衝撃。朝食バイキングと入浴券がついてこれとは。24時間戦うビジネスマンへの配慮もウレシイ。

 「陽子」という奥さんの名前をそのまま店名にしたような居酒屋(スナック?)が渋い。

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 馬刺しが食べられるそうな。価格は時価っぽい。納豆焼とはなに……? 軽食はいろいろだそうです(笑)。

 ちなみに“陽子”と聞いて自分が思い浮かべるのは、ホクロが特徴的な80年代アイドルの「南野陽子」です。全然関係ないですが80年代アイドルで一番好きだったのは「島田奈美」でして、超かわいかったし1971年2月生まれ同士なので親近感ありました。

 芸能界引退後はどうしたのかなーって思ってウィキペディアを読んだら、現在は島田奈央子(本名)で音楽ライター・プロデューサーとして活躍していると判明。「さすがにもう……」って恐る恐る公式サイト見てみたら、今もむちゃんこ美人で腰抜かした。

 これで48歳……嘘でしょ……? 49歳なのに全然オバサンにならない森高千里とタイマン張れるレベル。は~~~いつか会いたい……。

 こういう青春を思い起こさせるのも、旅の醍醐味のひとつです。

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籠原駅周辺の道路インフラ整備の細やかさに感嘆

 籠原駅周辺はインフラ設備も整っている。

 駅前には小型自動車専門の駐車場が……全長4.1メートル以内の車のみ停められる。こういうタイプの駐車場は初めて見た。

 箱に料金を入れるのみ。無人式の性善説タイプ。レンタルアンブレラといい、籠原には優しさがあふれている。

 車止めもないただの砂利の駐車場。やろうと思えば違法駐車できてしまうのに、それがない平和な街、籠原。

 駅周辺の1日駐車料金は400~500円です(安っ)。

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 歩道の段差に切れ込みがあって、なんだろう? と寄って見てみたら、自転車での侵入がしやすいようにとの工夫だった。

 これ、自転車乗りから言わせてもらうと最高の配慮なのです。しかもよく見るとタイヤの滑り止め加工まで施されていて、拍手を送りたい。自転車乗りにも優しい街、籠原……。

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