ニュース
カドカワが川上量生社長の退任を発表 後任に松原眞樹氏
組織図がまた大きく変わりそうです。
advertisement
カドカワは2月13日、川上量生氏が社長から退き、松原眞樹専務が新たに社長に就任したと発表しました。
発表によると、川上氏はカドカワ傘下のドワンゴの取締役も辞任。ドワンゴは荒木隆司社長が退任し、後任として夏野剛氏が社長を引き継ぎます。
川上氏は社長退任後もドワンゴの顧問およびカドカワの取締役としてグループの事業戦略立案、新規事業推進の任に当たるとのこと。
advertisement
同社は併せて、ドワンゴが3月期第3四半期連結決算において37億9900万円の特別損失と、関係会社株式評価損149億500万円の特別損失を計上したと発表。川上氏の降格はこの引責によるものと見られます。
ドワンゴはKADOKAWA傘下に
同社は加えて、ドワンゴ、Gzブレイン、大百科ニュース社を、傘下企業であるKADOKAWAの子会社とする新体制も発表しています。
関連記事
ドワンゴのディープラーニングを用いたアニメ制作支援技術が実用化 映画「フリクリ プログレ」などで使用
中割りを作る機能と、原画トレス機能、それぞれを擬人化したキャラクター「時季ヶ原姉弟」を立てて周知していくとのこと。ドワンゴの人工生命育成アプリ「ARTILIFE」配信スタート コンセプターは「巨人のドシン」「アクアノートの休日」の飯田和敏
配信開始を記念して「けものフレンズ」とのコラボも行われています。ドワンゴの位置情報ゲーム「テクテクテクテク」配信開始 今後は「レイドバトル」「牧場」を実装
アップデートは2019年1月下旬に行う予定。ドワンゴの競馬予測AI「Mamba」、3カ月で平均回収率131.7%を達成 馬券を買っていたら約730万円の黒字
予測精度の向上により、合計収支が前期より大幅に向上。カラーとドワンゴが新会社「バカー」設立 庵野秀明・川上量生が取締役、中村光一が相談役に就任
社名はギリシャ語で“詰め物”の意味。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.