「大学生に、ノートPCはいらない」 日本マイクロソフトによるSurfaceの宣伝広告がインパクトあると話題に
「『大学生』になることが、ゴールの人たち」。
大学生に、ノートPCはいらない――日本マイクロソフトによる「Microsoft Surface」の広告展開がSNSで「面白い」「攻めてる」とSNS上で話題になっています。“ノートPCはいらない”の真意は……?
電車内などで掲出中の広告で、「スマホがあれば、大学生活は乗り越えられる」としつつ、そこに傍点付きの「『大学生』になることが、ゴールの人たちにとっては」という言葉を付け加えています。そして同時に「大学の4年間は、自分を成長させる特別な時間」だとして、“楽しいだけで過ぎていく4年間”を選ぶか、“Surfaceとともに世の中をあっと言わせる側にまわるのか”と、冒頭の言葉から逆説的にノートPCを宣伝する内容となっています。
またYouTubeではWeb動画「大学生にパソコンはいらない?Surface が贈るリアルなキャンパスライフ」を公開。前半ではスマホ片手に大学生活を楽しむ“あるある大学生”がコミカルな感じで描かれますが、後半ではその前半部分の動画を現役大学生で映像クリエイターとして活躍する清水良広さんがSurfaceで制作していたことが明かされ、「何かになりたくて大学に入ったはずだ」とメッセージを投げかけます。
Twitterでは少し皮肉にも感じられる内容に「一部の大学生にケンカ売る荒手の商法」という声が上がるも、同時に「パンチがあって素晴らしい」「こういうぶっ込んだやつ、好き」「悪くない」と広告内容に肯定的な声が上がり、また「ささる」「上手い」といった声もみられるなど話題に。
なお一方で、「ノートPCはいらない」の言葉にそのまま共感する声や、ノートPCではなく「デスクトップがあればいい」などの声も一部で寄せられており、さまざまな意見があることもわかる結果となっています。
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