日本初のムーミンのテーマパークがいよいよオープン! 「ムーミンバレーパーク」行ってきたレポ(2/2 ページ)
ムーミン初心者でも楽しめる、リスペクトいっぱいのテーマパーク。
そして絶対に体験してもらいたいのは、ムーミン屋敷のツアー。ガイドのスタッフさんと共に、ムーミンが暮らすお家を見学するツアーです。
ムーミン屋敷は、その見た目はもちろん、いつもお父さんが座っているロッキングチェアなども再現されており、原作ファンにはたまらない作りになっています。中の家具や調度品の多くは、実際のフィンランドのアンティーク品でそろえられており、見ているだけで心が躍るかわいさ。ムーミンたちは残念ながら留守のようですが、屋敷には小さな住人たちの気配も感じられたりと、仕掛けが満載です。
その他、丘の上にある「おさびし山」のエリアでは、あたたかな木の風合いのアスレチック「ヘムレンさんの遊園地」など、自然と親しみながらムーミンの物語に浸れるスポットが設けられています。
湖の周りには、物語に登場する場面が再現された場所が数多くあるほか、ムーミンたちの言葉が刻まれたベンチが並んでおり散策にぴったり。湖を眺めながら、心に残るフレーズを探してみるのも良さそうです。
原作世界へのリスペクト
ムーミンバレーパークは、豊かな原作世界へのリスペクトからきた、細かなこだわりがいたるところで感じられます。
そのひとつが、隠れキャラクター。展示施設「コケムス」をはじめ、屋外でもさまざまなところにムーミン谷の住人が隠れていました。発見するには、壁など目に入りやすいところだけでなく、天井や床に目線を向けてみるのがポイントです。
キャラクターはスタッフさんの制服にも隠れています。フィンランドのブランド・Ivana Helsinki(イヴァナ・ヘルシンキ)が手がけた制服は、全22種類。自然をモチーフにしたテキスタイルが使用されており、数種類”隠れキャラ”が入っているものがあるのです。どれもかわいい制服なので、こちらを探してみるのもたのしいかもしれません。
湖を中心とした自然の中に作られたムーミンバレーパークは、家族連れはもちろん、1人でのんびりと過ごしても気持ちいい場所になっており、それぞれのたのしみ方に寄り添える作りになっています。私のようなムーミン初心者でもキャラクターや物語に興味を持つことができたほか、ムーミンファンの方がニコニコしている姿も見られ、幅広い層がたのしめる場所だと感じました。
都心から、西武池袋線飯能駅までは電車で約1時間。ムーミンの世界に浸りたい時はもちろん、ちょっとゆったり息抜きをしたいな、なんとなく自然に触れてみたいな、という時にもおすすめできるパークです。
ムーミンバレーパーク料金(価格は全て税込)
入園料:
大人(中学生以上)1500円、子ども1000円、3歳以下無料
※事前予約あり
園内有料アトラクション(大人・子ども一律料金、3歳以下無料):
飛行おにのジップラインアドベンチャー 1500円
海のオーケストラ号 1000円
ムーミン屋敷 ガイドツアー 1000円
リトルミイのプレイスポット 700円
関連記事
4月からミッキーマウスの“顔”が変わる? ディズニーシー新ショーの写真にファン激震
ミッキーはミッキー。でも顔が変わるってどういうこと?「うちに突然ムーミンがやって来た」から3カ月。ムーミンのいる暮らしって、どうですか?
ムーミン、うちにも来てほしい。日本初! スヌーピーたちの世界をテーマにした「PEANUTS HOTEL」を一足先にのぞいてみた
スヌーピー好きにはたまらない!ポケモンカフェ1周年特別メニューがめちゃんこカワイイ ガン見してくるフシギダネバーガーの圧……!
「選べるポケモンラテ」にも限定ラテアートが登場。ダイソーのディズニーコレクション新作、もうゲットした? 衝動買いしてしまいそうなお値段以上のかわいさ
イニシャル、カフェ文字、チョークの3種類。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.