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日本初! スヌーピーたちの世界をテーマにした「PEANUTS HOTEL」を一足先にのぞいてみたねとらぼおでかけ部(1/2 ページ)

スヌーピー好きにはたまらない!

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 人気のキャラクター、スヌーピーが登場するコミック「ピーナッツ」。キャラのかわいらしさやユニークさ、人生哲学などが感じられるストーリーやせりふが愛されています。その世界観が楽しめるホテル「PEANUTS HOTEL(ピーナッツ ホテル)」が、神戸市中央区に8月1日グランドオープン。「日本初のスヌーピーをテーマにしたデザインホテル」のプレス内覧会に行ってきました。


JR三ノ宮阪急・阪神「神戸三宮」から徒歩7分に「PEANUTS HOTEL」がオープン

エントランスでは、早速スヌーピーがお出迎え

どうして神戸?


ドッグハウス風のデザインのエレベーター

 海と山に囲まれた神戸は、異人館や旧居留地など、レトロで情緒ある街並みが残る港町です。現在も国内外から多くの観光客が訪れる「観光都市」でもあります。どうして日本初のスヌーピーデザインホテルは、神戸にオープンしたのでしょう。

 原作者チャールズ・M・シュルツがアトリエを構えたアメリカ・サンタローザの歴史を感じさせる街並みや、自然豊かで開放的なカリフォルニアの空気感に通じるものがあり、神戸の街を選んだといいます。

3フロア全18室で、1つ1つのストーリーが展開


各階の踊り場の壁にコミックが描かれています

 客室は全部で18室。全て異なるコミックをコンセプトとしており、オブジェや照明、家具、アメニティーなど部屋全体でピーナッツの世界を楽しむことができます。またフロアごとにテーマが設定されていて、それぞれの雰囲気を感じられます。

 例えば4階のテーマは「IMAGINE(イマジン)」。自由自在なイメージの世界と、ピーナッツのベースとなるシュルツの人生哲学を表しています。41号室は、スヌーピーがタイプライターから打ち出した文章が大きなアートに。「It was a dark and stormy night. (それは暗い嵐の夜だった)」――スヌーピーが書く小説の始まりの1文が、この部屋のストーリーとなっています。


部屋のあちこちに飾られるタイプライター、重厚感のある家具やコルクボードが書斎のような雰囲気をかもし出しています

小説家スヌーピーと、ゆったりした空間で想像の羽を伸ばすことができる空間。部屋のタイプはダブル、宿泊料金は3万8000円

 宇宙をコンセプトとした42号室は、部屋の至るところに宇宙飛行士のスヌーピーが。「I did it! I'm the first beagle on the moon ! (やったぞ! ボクは月に着陸した世界最初のビーグルだ)」とスヌーピーが月面で誇らしげにしているシーンがコンセプト。


実際、スヌーピーは1968年にNASAの公式マスコットとなり、翌年には月面着陸船がスヌーピーと名付けられました

部屋のタイプはダブル、宿泊料金は3万2000円

 5階のテーマは「HAPPY」、6階のテーマは「LOVE」。ホテルの方によると「全ての部屋がおススメ。自分好みの『ピーナッツ』の部屋を楽しんでください」とのこと。お好きな世界観を選んでみるのはいかがでしょうか。

レストランやカフェにも広がるピーナッツの世界

 ピーナッツの世界観はもちろん、レストランやカフェにも広がっています。1階にはカフェスペース「PEANUTS Cafe 神戸」と「PEANUTS HOTEL」だけのオリジナルグッズを販売するショップがあります。3階にはレストラン「PEANUTS DINER 神戸」が入っており、「ピーナッツ」のキャラクターをイメージしたランチやディナーが提供されます。宿泊なし、レストランのみの利用も可能です。


「PEANUTS Cafe 神戸」

アメリカ西海岸をイメージしたカフェではドリンクやホットドッグを持ち帰りできる

ランチメニュー

ディナーメニュー

 スタッフさんによると、特におススメのメニューは地元の食材がふんだんに使われているピザとのこと。レストランで使用されている皿やグラスは、ショップで購入することができます。

 客室、カフェ、レストランなどホテルのあらゆるところでピーナッツのキャラクターやストーリーに触れられるPEANUTS HOTEL。ホテルに泊まることで、ピーナッツの世界を旅できそうです。Web予約受付開始は7月20日13時を予定しています。

※宿泊料金は税別、3階「PEANUTS DINER」での朝食含む

(C)2018 Peanuts Worldwide LLC

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