ニュース

イジメに加担する女の子が不思議なメガネ屋に迷い込み…… 自分と向き合い変われた漫画に「涙が出た」「元気になれた」(1/3 ページ)

不思議なメガネ屋さんが少女を変えた。

advertisement

 周りに流されるままイジメに加担している少女が、不思議なメガネ屋さんに出会って変わる漫画「ニジイロセカイ」が感動すると話題になっています。作者は漫画家アシスタントの色意しのぶ(@shinobu_irohki)さん。

本当はイジメなんてしたくない少女が主人公のおはなし

不思議なメガネ屋さんに心の迷いを見抜かれた……?

 仁奈は同級生の吉野さんを他の女子とつるんでいじめ、時には「アンタ……マジでウザいよ?」と心無い言葉を投げつけます。しかし本当は後ろめたくて仕方がありません。そして本当にウザいのはいじめている方であり、自分自身でもあるということを理解しています。


イライラしている仁奈は「ウザい」が口癖のようになっているようです

 ムシャクシャした気持ちを抱えたまま街を歩いていた仁奈は、見知らぬメガネ屋さんにたどり着きます。店主に声をかけられ、客ではなく道に迷ったのだと話すと、「迷っているのは道だけですか?」と意味深な問いを投げかけられました。

advertisement

とてもユーモラスな眼鏡屋さんに出会ったのでした

 メガネ屋さんには不思議な眼鏡がそろっており、〈地理〉のメガネをかけてみると、地図と道順を教えてくれるVR空間に入り込んだような視界が目の前に広がりました。〈楽しみ〉のメガネでは海で楽しんでいる光景、〈思い出〉のメガネでは大切なぬいぐるみをもらった日のことを見ることができました。しかし〈理想〉のメガネには今いじめている吉野さんと笑い合っている姿、〈後悔〉のメガネでは吉野さんに「マジウザい」と言い放った自分の姿が映ります。


吉野さんと一緒に笑い合っているのが〈理想〉だと思っていることに気が付いていなかったようです

 「この店のメガネは時に心の奥底を映します」と語る店主。〈苦しみ〉のメガネを恐る恐るかけると「いじめなければ自分がいじめられる」と言い訳し、「許して! 本気じゃないの! こうするしかなかったの……!」と吉野さんに懺悔(ざんげ)する自分の姿が。


周りに合わせて吉野さんをいじめていることが、本当は苦しくて仕方がないと思い知らされます

 心の奥底にある苦しい本心を見た仁奈でしたが、それでも「やることは変わらない」「そうやって大人になっていく」「しかたない」と心にふたをしようとします。そこで店主が渡したのは〈勇気〉のメガネ。勇気があれば、吉野さんと笑い合うことだってできる――〈勇気〉のメガネにそう教えられ、そして最後の〈未来〉のメガネで、この先を決めるのは自分自身だということを教えられるのでした。


遠い先だけが未来ではなく、1秒先だって未来に違いないのでした

 メガネに背中を押された仁奈は、吉野さんに謝罪し、いじめる子たちに立ち向かうことができました。不思議なメガネ屋さんに出会ったことで、ウザいと思っていた自分から変わることができたのです。


メガネに出会う前と吉野さんと仲直りしてからの表情にも変化が!

 本当はいじめたくないけど勇気がなくて助けられなかった仁奈。メガネを通してさまざまな世界を見ることで嫌な自分から一歩踏み出すことができたストーリーに、多くの読者から「最高」「好き過ぎる」「読むの苦しかったけど感動した」などの声が寄せられています。

advertisement
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに……衝撃の経過報告に大反響 2024年に読まれた生き物記事トップ5
  2. ryuchellさん姉、母が亡くなったと報告 2024年春に病気発覚 「ママの向かった場所には世界一会いたかった人がいる」
  3. 【ハードオフ】2750円のジャンク品を持ち帰ったら…… まさかの展開に驚がく「これがジャンクの醍醐味のひとつ」
  4. 「どういうことなの!?」 ハードオフで13万円で売っていたまさかの“希少品”に反響「すげえ値段ついてるなあ」 
  5. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  6. 「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
  7. 「衝撃すぎ」 NHK紅白歌合戦に41年ぶり出演のグループ→歌唱シーンに若年層から驚きの声 「てっきり……」
  8. 【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
  9. 知らない番号から電話→AIに応対させたら…… 通話相手も驚がくした最新技術に「ほんとこれ便利」「ちょっと可愛くて草」
  10. 「見間違いかと思った」 紅白歌合戦「ディズニー企画」で起きた“衝撃シーン”に騒然「笑った」「腹痛い」