帰宅後10分で夕飯を食べたい! そんな願いに応えるレシピ本『帰りが遅くてもかんたん仕込みですぐごはん』
「前仕込み」と「後仕上げ」の2行程に分けるレシピ本。
世界文化社は、『帰りが遅くてもかんたん仕込みですぐごはん』を3月2日に刊行しました。「作りおき」ではなく「仕込み」?
忙しいママパパの味方ともいえる「作りおき」が数年前からはやっていますが、最近、その作りおきに「休みにまとまった調理時間がとれない」「作りたての味にかなわない」といった悩みを抱く声があるようです。『帰りが遅くてもかんたん仕込みですぐごはん』では、そうした悩みを解決する「レシピを分ける」料理法を提案しています。
「レシピを分ける」とは、「前仕込み」と「後仕上げ」の2段階に分け、調理の負担を分散させること。疲れて帰宅しても、無理なくおいしい晩ごはんを作れます。余裕があるときは、晩ごはんの「後仕上げ」をしてから翌日の「前仕込み」をしたり、疲れているときは翌日の晩ごはんの「前仕込み」を翌朝に回すといった、スケジュールを柔軟にすることが可能です。調理時間も「前仕込み」「後仕上げ」それぞれ5分から15分程度なのも助かります。
さらに、このレシピ本では「前仕込み」と「後仕上げ」の作業比率ごとにパート分けがされているので、「今日は帰りが遅いから前仕込みでほぼ仕上げよう」「寝坊してしまったので朝仕込みは最小限に」と生活スタイルに合わせたレシピが選びやすくなっています。
この本は「夜に外出の予定があるけど、他の家族は料理ができない……」といった悩みも解決してくれます。仕込んだ具材をさっと炒めるだけ、オーブンに入れるだけ、と料理ができない人にも「後仕上げ」が簡単にできるレシピも収録。これをきっかけに料理をしてくれるようになったらうれしいですね。
掲載されているのは料理研究家の上田淳子さん監修の主菜、副菜、汁ものを集めた全98レシピ。価格は税込1512円です。
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