コラム

次のイベントこそ早割入稿! 同人誌を早割入稿するための“7つのルール”(2/3 ページ)

早割入稿は夢じゃない!

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2:スケジュール管理ツールの見直し

 次はスケジュール管理ツールの見直しです。原稿スケジュールを可視化することで、いつまでに終える必要があるのかを計算しやすくしていきます。

 筆者の場合、スケジュール管理は「進捗ノート」というTwitter連動ツールを使用しており、進捗やそれぞれの作業の締切、さらにはその時点の進捗を文章・画像をつけて書いています。

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進捗ノートはこんな感じにスケジュールを管理することができます

 また、「進捗ノート」はTwitterのフォロワーさんやツールを使っているユーザーも見ることができるように設定できるので、監視してもらうことができます。「進捗どうですか」というスタンプが押されると「や、やべぇ……!」と危機感を持たせてくれるので、ドMを極めた同人オタクにぴったりだと思います。

3:体調を徹底的に管理・把握

 体調の見直しも重要。自分の体調がどうなのかを見直すことで、コンディション良く早割入稿を目指しながら原稿を進められます。

体調の傾向

 自分の持病がどのような傾向なのか、さらに自分がどんなときに体調を崩しやすいのかを把握すると、原稿できるタイミングがわかるようになります。

 持病を持っている人はどのようなタイミングで出やすいのか、持病がない人はどんな環境だと体調を崩しやすいのかを見ていきます。生理はどの程度の重さなのか、生理前からどのくらい作業時間が減ってしまうのかも割り出しておきましょう。

 体調の傾向がある程度わかったら、同じ性癖の仲間を探すように、同じような症状で苦しむ同人オタクと知り合うと、どう改善したのかを聞いてみましょう。悲しいことかな、結構いるんですよね、自分と同じような症状で苦しむ同人オタク……。

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睡眠時間

 睡眠時間を見直すことで原稿の作業効率を上げる、もしくは自身の体調をより整えやすくします。

 清く正しく原稿ライフや推し活をするために、1日の睡眠時間は最低でも6時間は必ずとるようにしましょう。作業が終わっていないからといって睡眠を減らしてしまうと、先々の作業効率や新刊のクオリティーが下がるだけではなく、確実に後々の人生がぶっ壊れます。現に体調崩しまくって大変なことになってる先輩方を多く見ています。

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 それに、体調不良を治すための治療費のせいで同人活動や推し事ができなくなると思うと、睡眠不足はもうマイナス要素しかありません。余計な出費を抑えるだけではなく、より良いオタク活動や人生を送るためにも、睡眠時間は必ず確保してください。

 いずれの2つを見直したところ、筆者の場合は「ぜんそくと自律神経失調症持ち」「生理前日から初日は重い貧血があって作業が不可能」「気圧による体の凝りや頭痛でよくダウンする」「体動かすことは超大好き」という、自分でもよくわからない体質であるため、「週2~3の筋肉体操と仕事の日は2駅歩く」「栄養バランスは日々の食事と朝食・おやつのプロテイン(海外製)で整える」「体が凝る前にストレッチや薬で整える」といった対策を取り入れました。おかげでびっくりするくらい健康です。

 体調を見直すと、同人ライフが潤うだけじゃなく、日々の仕事も効率よく進められるし、本当にいいことしかありません。早割入稿や先々健康でいるためにも、体調の管理方法は見直してみてください。心身共に健康じゃないとできないぞ、同人活動……!

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